(中央社ブニア8日総合外電)コンゴ民主共和国(民主コンゴ)は東部でのエボラ出血熱の発生を宣言してから1ヶ月足らずで、少なくとも100人が死亡したと発表した。発生から数週間経ってから発見されたため、地元当局はウイルスの拡散を抑えるための取り組みを強化している。
AP通信によると、民主コンゴは7日時点の最新の疫学報告を8日夜に発表し、550件の確定症例のうち101人が死亡、19人が回復した。
感染は民主コンゴ東部のイトゥリ州に集中しており、同州の症例が全体の90%以上を占める。北キブ州と南キブ州でも症例が発生しており、国境を越えてウガンダにも広がっている。
報道によると、今回の流行は発生から数週間経ってから確認されたため、実際の症例数はさらに多いとみられる。接触者追跡のカバー率は最近改善したものの、現在も64%にとどまっている。
今回のエボラ出血熱の流行は、まれなブンディブギョウイルス株によって引き起こされている。ザイールウイルス株とは異なり、ブンディブギョウ株には現在承認されたワクチンや治療法はない。民主コンゴで過去16回発生したエボラ出血熱のほとんどは、ザイールウイルスによるものだった。
感染拡大を防ぐための防疫措置は、イトゥリ州の州都ブニアでの住民の日常生活を混乱させている。
同州の一部地域では、住民の間で懐疑的な見方が広がり、防疫規範を無視している。民主コンゴで2018年に史上2番目に大規模なエボラ出血熱が発生した際の生存者らは、過去の過ちを繰り返せば回避可能な大量死につながる可能性があると警告している。
最前線で戦う医療従事者は、低賃金で休息も不十分な中、怒れる住民から何度も襲撃を受けている。さらに、武装反乱グループが関与する紛争のため、一部の地域に入ることができない。
世界保健機関(WHO)は8日、紛争が「防疫活動の進入を制限し、監視と対応活動を混乱させ、気づかれない感染のリスクを高めている」と述べた。WHOはまた、「このような出来事は、地域の環境の課題と、地域のリーダーやコミュニティと緊密に協力することの重要性を浮き彫りにしている」と付け加えた。(編集:黎婧/監修:劉淑琴)1150609
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- 出典:中央社 CNA
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