(中央社記者 程愛芬 バンクーバー8日特電)カナダ・ブリティッシュコロンビア州台湾商工会はこのほど「台商之夜」を開催し、北米、中南米、オーストラリアなどから多数の台湾系企業経営者が参加した。カナダ政府が先週発表した「人工知能戦略(AI戦略)」を受け、台湾系企業は互いのリソースを積極的に結び付け、強力な技術エコシステムの構築を目指している。

ブリティッシュコロンビア州台湾商工会は6日2026年の台商之夜を開催し、世界各地から400人を超える台湾系企業の精鋭が集まった。カナダ自由党の下院議員ウェイド・チャン氏、保守党の下院議員チャク・アウ氏、ブリティッシュコロンビア州議会議員のテレサ・ワット氏、そして僑務委員会委員長の徐佳青氏や在バンクーバー台北経済文化弁事処の劉立欣処長らが出席した。

ウェイド・チャン氏は、カナダ政府がAI戦略を打ち出し、少なくとも20億カナダドル(約460億台湾ドル)を投じて、AI主要技術におけるカナダの自律性と回復力を高めると述べた。「台湾はAI演算、ロボット工学、スマートモビリティ、次世代技術において世界をリードする立場にあり、加台の協力はさらに緊密になるでしょう。そしてカナダの台湾系企業がその架け橋となる重要な力です」と語った。

劉立欣氏は、エヌビディア、インテル、SKグループなどのAI大手が先日台北の国際コンピュータ見本市に集まり、世界のサプライチェーンの中核としての台湾の代替不可能性を称賛したと述べた。「今年は30社以上のカナダ企業がCOMPUTEXとInnoVEXに参加しました。これはカナダ史上最大の参加団であり、台湾がカナダの投資家にとってどれほど経済的魅力があるかを示しています」と語った。

徐佳青氏も、台湾とカナダの産業構造は補完性が高く、互いの価値観が一致しており、両国の将来の経済発展の可能性は無限だと述べた。「昨年、両国は台湾・カナダ貿易協力枠組み協定(TCFA)のすべての交渉詳細を完了し、仮調印しました。あとは最終段階を進めるのみで、オタワが早期に最終署名を行い、経済貿易の新たな章を開くことを期待しています」と語った。

ブリティッシュコロンビア州台湾商工会会長の陳翰祥氏は、台湾系企業はオタワに対して積極的に働きかけ、台湾とカナダの双方に大きな利益をもたらすこの協定を実現させると述べた。「私たちは喜んで各国会議員を訪問し、台湾が世界のAI革命の中核であり、台湾と協力することで非常に価値のある技術共生圏を築けることを伝えます」と語った。

中南米台湾商工会総会長の李継光氏は、カナダには多くの中南米移民がおり、中南米はここ数年経済が急速に発展し、台湾のテクノロジー業界との往来が盛んであると述べた。「私は大陸を越えた協力の可能性を感じています。カナダ、アメリカから中南米に至り、さらに西へ台湾と結びつくことで、ハイテク産業の三角バリューチェーン関係を構築できます」と語った。

ブリティッシュコロンビア州台湾商工会の前会長である翁家婷氏は、AIはすでに「遍在するデジタルな空気」となり、どの業界もこの流れから逃れられないと述べた。幸いなことに、商工会はここ数年、優秀で若い起業家を多数迎え入れており、彼らの革新性と分野横断的なエネルギーが、商工会の先進性と機動性を維持していると語った。(編集:陳慧萍)1150609

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