(中央社 記者 許秩維 台北8日電)国立陽明交通大学(NYCU)の研究チームは、「再構成可能なインテリジェント表面装置」を開発した。これはまるで魔鏡のように、信号の発生源とユーザーの相対位置をリアルタイムで判断し、本来は拡散したり遮断されたりする信号を、スマートフォンや端末に正確に反射・誘導する。これにより、信号の途切れを防ぐ。

陽明交通大学は8日のニュースリリースで、現代は一人一台のスマートフォン時代であり、安定した高効率な通信は基本的なニーズであると指摘。しかし、曲がり角を曲がったり部屋に入ったりすると、ネットワーク通信の受信状態が悪くなることがある。これはネットワークが遅いのではなく、信号が壁や建物に遮られているためである。

陽明交通大学電信工程研究所の余俊宏(Yu Jun-Hong)准教授が率いる研究チームは、特許技術を用いてこの「再構成可能なインテリジェント表面装置」を開発した。この装置は信号をスマートフォンに正確に反射させ、信号遅延と干渉を効果的に低減し、複雑な環境でも安定した接続品質を維持する。これにより、駅やコンサート、大規模イベント会場など、多くのユーザーが同時に接続する際の通信品質が大幅に向上する。

余准教授は、この装置を魔鏡のように想像してほしいと説明する。信号の発生源とユーザーの相対位置を即座に判断し、拡散したり遮断されたりする信号を正確に反射してスマートフォンや端末に導く。この魔鏡は、信号を壁に衝突させて消滅させるのではなく、壁をまるでパスの味方のように変え、ネットワークを高速かつ安定させる。

この技術は衛星通信システムとも連携可能で、スマート反射を通じて衛星信号を地上のユーザーに正確に伝送する。これにより、遠隔地や災害時における信号カバレッジ不足の問題を効果的に改善し、通信サービスの信頼性と即時性を向上させる。山間部でもよりスムーズなネットワークサービスを享受できるようになり、緊急救援、遠隔医療、遠隔教育などのアプリケーションにとって重要な意味を持つ。(編集:陳清芳)1150608

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  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:新製品