(中央社マニラ8日総合外電)フィリピン南部沖合で8日、強い地震が発生した。アメリカ地質調査所(USGS)はマグニチュード7.8と測定。警察は、この地震により少なくとも1人が死亡、4人が負傷し、「複数の建物が倒壊した」と発表した。
AFP通信とAP通信の報道を総合すると、USGSによれば、震源地はミンダナオ島サランガニ州の西約24キロ、深さ35キロ。フィリピン火山地震研究所は震源の深さを10キロと測定している。
サントス将軍市の警察はAFP通信に対し、市内では多くの建物が損傷し、一部の住宅も倒壊したが、消防隊が救助活動に忙殺されており、詳細を列挙できないと述べた。警察は少なくとも1人の死亡と4人の負傷を確認している。
太平洋津波警報センターは地震後、フィリピン沿岸の一部で最大3メートルの津波が発生する可能性があると発表した。インドネシアとマレーシアの一部沿岸地域では最大1メートルの高波が予想される。
フィリピン火山地震研究所のテレシト・バココル所長は沿岸住民に対し、「高地や内陸部への避難を勧告する」と警告した。
太平洋津波警報センターは、フィリピン、インドネシア、パラオ、台湾、パプアニューギニアの沿岸地域で「今後3時間以内」に津波が発生する可能性があると発表した。
日本当局は別途、太平洋沿岸の広範囲に津波注意報を発表し、日本時間午前11時30分(台湾時間午前10時30分)頃から各地で最大1メートルの高波が予想されるとしている。
フェイスブックに投稿された動画には、サントス将軍市のジョリビーがあるショッピングモールが瓦礫と化して倒壊し、地元の学校の建物も倒壊している様子が映っている。
動画からは「主よ、本当に倒れた!本当に倒れた!この建物は本当に倒れた!」という叫び声が聞こえる。
ミンダナオ島の州都ダバオ市の地方災害担当官は、当局が状況を監視し、ソーシャルメディアを通じて最新情報を発信していると述べた。
インドネシアの北スラウェシ州と北マルク州の住民も地震を感じた。(編集:蔡佳敏)1150608
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