米軍は8日、オマーン湾で、イランの港に向かおうとした空荷のタンカーの航行能力を奪った。これは、米国がイランに対して継続している封鎖措置に違反する行為だ。インド港湾海運省によると、このタンカーには24名のインド人船員が乗船しており、船上で火災が発生したとの通報があったが、全員の無事が確認されている。米中央軍司令部(CENTCOM)は、パラオ船籍のタンカー「マリヴェックス号」がオマーン湾の国際水域でイランに向かう途中、米軍の標的となったと発表した。同司令部によると、船員が米軍の指示に従わなかったため、空母「エイブラハム・リンカーン」から発進したF/A-18スーパーホーネット戦闘機が、タンカーの機関室と操舵室に精密弾を発射し、「マリヴェックス号」はイランへの航行を断念した。米中央軍司令部は、4月13日の封鎖開始以来、指示に従わなかった7隻の船舶を航行不能にし、指示に従った134隻の船舶を進路変更させ、42隻の人道支援船の通過を許可したと述べている。インド港湾海運省のオペシュ・クマール・シャルマ幹部は記者会見で、「外務省、在外公館、インド海軍、国防省と連携し、彼らの安全を確保している」と述べた。同氏は当初、このタンカーはマダガスカルで登録されていると考えていた。インドの関係者は、このタンカーは以前、米財務省外国資産管理局(OFAC)の制裁対象となっており、米海軍から再三の警告を受けた後、3度にわたって進路を変更したが、8日になってオマーン領海を利用して封鎖を突破しようとしたと述べている。インドのオマーン大使館は、船員の救助と安全に関してオマーン当局と連絡を取っている。関係者によると、オマーン当局の支援により、全船員が救助された。

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  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:ニュース
  • 原文内の日付8日(本記事の日付)