福貞控股は8日、5月の連結売上高が7.91億台湾ドルとなり、前月比4.11%増、前年同月比11.77%増だったと発表した。1月から5月までの累計売上高は42.78億台湾ドルで、前年同期比22.11%増となり、5月単月および累計の両方で同期間の過去最高を更新した。
同社は、夏季の気温上昇に伴い、ビール、涼茶(ハーブティー)、炭酸飲料などの市場需要が拡大していると説明。ブランド顧客が夏季の消費シーズンに向けて在庫を積み増していることに加え、各種飲料のプロモーション活動が最終販売を押し上げ、2ピースアルミ缶製品の出荷が好調に推移している。
新竹工場では、日系コーヒーブランドから180mlのミニ缶新製品の受注を獲得。アジア市場で小型・軽量で適量飲用の需要が高まっていることに対応したものである。また、有名炭酸飲料メーカーからは、ワールドカップサッカー商機を狙った限定パッケージ製品の受注も獲得しており、これらの新製品は順次量産・出荷段階に入っている。
さらに、グループのビールブランド顧客が夏季市場を見据え、季節限定の新製品を投入しプロモーションを展開。これにより最終販売が伸長し、全体の出荷実績に貢献している。
福貞控股は第2四半期の業績について慎重ながらも楽観的な見方を示しており、夏季飲料消費のピークシーズンに入ることで顧客の在庫補充需要が続き、新製品の効果も徐々に顕在化すると予想。現在の受注動向はさらに活発化しており、6月の売上高は前年同月を上回る可能性があり、第2四半期の連結売上高は2桁成長を目標としている。
また、福建工場では顧客と共同開発したランチョンミート缶とスープ缶の出荷を第2四半期に開始。即席食品需要の安定成長と市場浸透率の向上に伴い、第3四半期以降はさらに貢献度が高まると見込んでいる。
同社は、近年の消費者の利便性志向の高まりにより即席食品市場が拡大しており、2ピーススチール缶の出荷を押し上げる要因になっていると指摘。一方、中国ではサービス消費拡大を促す政策が継続しており、消費市場の活性化を通じて飲料・食品包装材需要の中長期的な下支えになると期待している。
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- 出典:中央社 CNA
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