ロシアによるウクライナ侵攻に関する重要ニュース。
【中央社キーウ8日総合外電】ウクライナ軍総司令官オレクサンドル・セルスキー氏は8日、ウクライナ軍が今年に入り600平方キロメートル以上の領土を奪還したと明らかにした。ロシア軍による長年にわたる緩慢だが容赦ない進撃を経て、戦況が変化しつつあることを示す最新の兆候である。
ロイター通信が報じたところによると、セルスキー氏は通信アプリ「テレグラム」で、5月だけでウクライナ軍は失った領土よりも100平方キロメートル多く奪還したと述べた。
セルスキー氏は具体的にどの地域で進展があったかについては明らかにせず、全長1200キロメートルに及ぶ前線の一部の地域で、ウクライナ軍が主導権を維持し続けていると述べるにとどめた。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領も先月、ウクライナが2026年に約600平方キロメートルの領土を奪還したと述べていた。
ロイター通信はこれらの主張を独自に検証できていない。無人機戦争により前線に広大な無人地帯「殺戮地帯」が生まれ、ウクライナの領土支配線を独立して確定することが極めて困難になっているためである。
しかし、戦場地図を作成する独立組織も、ロシア軍の全体的な進撃速度がここ数ヶ月で鈍化または逆転したと報告しており、これは2023年のウクライナ軍の反攻失敗以来初めてのことである。
セルスキー氏は、ロシア軍は依然としてウクライナ東部と南部での進撃を試みており、日々の戦闘衝突回数が大幅に増加していると指摘し、前線の状況を「困難かつ刻一刻と変化している」と表現した。
同氏は、ウクライナ東部の都市ポクロウシク周辺地域が最も激しい戦闘地域の一つであると指摘した。
ウクライナの独立系戦場地図サイト「DeepState」は数週間にわたり、ポクロウシクがロシア軍の完全な支配下にあると表示している。ロシア軍は昨年12月に同地を制圧したと主張している。
ロシア軍が2022年2月に全面侵攻を開始した当初の数ヶ月間、ウクライナ軍は一連の反攻作戦で広大な領土を奪還したが、2023年の大規模な反攻作戦は失敗に終わり、その後ロシア軍は領土を獲得し続けてきた。
ウクライナ軍は今年初めに南部と南東部で攻勢を開始しており、アナリストらはこれがロシア軍の春季攻勢やポクロウシク周辺での行動を阻止するのに役立っていると指摘している。(編集:劉淑琴)1150608
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
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