(中央社 香港8日電)香港メディアの明報は、中共中央政治局が5月29日に会議を開催したが、高級人事の異動を議論したため、事後的に公表されなかったと報じた。

明報は、中央政治局は中国共産党の最高意思決定機関であり、慣例として毎月1回、通常は月末に会議を開き、重要事項を研究・部署している。今年の最初の4ヶ月間、政治局は月末に会議を開催していた。

しかし、5月の間、北京当局は政治局会議の開催を発表しなかった。

記事は、5月29日午後、中国共産党中央組織部が2つの中央決定を発表したと指摘する。前中国人民保険グループ董事長の丁向群氏(女性)が国家金融監督管理総局の党委員会書記に就任し、4月に規律違反で降格された李雲澤氏の後任となった。また、国務院国有資産監督管理委員会主任の張玉卓氏が中国工程院の党組書記に就任し、院長の李暁紅氏の中国工程院党組書記の職務を解いた。

さらに、5月30日には、自然資源部部長の関志鷗氏が湖北省に異動し、王忠林氏の後任として省委員会書記に就任した。これにより、彼は最年少の省委員会書記となった。

記事はこれらの情報に基づき、中共中央政治局が5月29日に会議を開催したと推測している。会議が高級人事のみに焦点を当てていたため、非公開にされた可能性がある。同日、7名からなる政治局常務委員会会議が開催され、高級人事の調整が承認された可能性もあり、政治局常務委員会会議は通常、公表されない。

記事はまた、今月5日、中共中央党校で2026年春学期の第二期卒業式が行われ、中央電視台のニュース番組の映像には、卒業証書を授与した校長が陳希氏ではなく、中共中央政治局常務委員で新任の中央党校校長である蔡奇氏であったことが映っていたと報じた。

蔡奇氏が中共中央党校校長を兼任することも、5月29日の会議で決定されたと推測される。(編集:呂佳蓉)

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  • 出典:中央社 CNA
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