気象庁によると、フィリピン近海で発生した推定マグニチュード8.2の地震の影響で、沖縄市中城湾港、石垣島石垣港、東京都の父島、鹿児島県奄美市小湊地区で、8日正午過ぎから数cmの微弱な津波が観測された。

フィリピン近海で同日午前7時38分(日本時間8時38分)ごろ地震が発生した後、気象庁は午前9時5分に茨城県から沖縄県にかけての太平洋沿岸と伊豆諸島、小笠原諸島の10県に津波注意報を発表。最大1メートルの津波が予測された。

南日本放送(MBC)やNHKなどによると、沖縄市中城湾港では午後0時18分に数cmの微弱な津波を観測。東京都小笠原村父島では午後1時6分に10cm、石垣島石垣港では午後1時10分に数cmの津波を観測した。

気象庁の地震海嘯対策企画官・清本真司氏は記者会見で「津波注意報はまだ解除されていない。各地で津波が観測されており、海中や海岸は危険なので直ちに離れてほしい」と述べた。また「海流が速い状態が続くため、注意報解除まで海に入ったり海岸に近づいたりしないでほしい」と強調した。

清本氏は「今回の地震と震央位置が近い1976年の事例では、第一波到達から約1~3時間後に最大波高を観測した。現在、津波シミュレーションと観測記録を照合しているが、過去の事例から引き続き監視が必要だ」と説明した。

気象庁は、海上で大規模地震が発生した場合、津波が半日から1日以上続く可能性があり、後続の津波がより高くなることもあると注意を促している。

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  • 出典:中央社 CNA
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