(中央社記者 楊淑閔 台北8日電)台北市議会議員の簡舒培氏は、都市の日陰設備は民生に関わる問題であり、新北市は既に「歩道用日傘」を試験導入しているのに、台北市は2年間も進捗がゼロだと疑問を呈した。台北市長の蔣萬安氏は8日、設計は完了しており、今年の夏に試験地点で設置を開始すると述べた。

民進党所属の台北市議会議員である簡舒培氏はFacebookで、台湾の夏の気温は近年、摂氏37度38度に達することもあり、歩行者が信号待ちで熱中症にならないよう都市に日陰設備を設置することは、民生に関わる真剣な問題であり、反対する者はいないだろうと述べた。しかし、資源が豊富な台北市が、他市より遅れているだけでなく、コストも高いことに納得がいかないと述べた。

簡舒培氏は、新北市は既に「歩道用日傘」を試験導入しているのに、台北市は2年間も進捗がゼロであり、新北市の自動傘のコストが90万元であるのに対し、台北市の固定式は620万元もかかると疑問を呈した。

蔣萬安氏は8日、台北市議会での市政総質詢に先立ち、メディアの取材に応じ、民進党の台北市長候補である沈伯洋氏が提唱した「大台北スカイライン」構想や、民衆党の前主席である柯文哲氏がスカイラインの定義が分からないと述べたことについて質問された。蔣萬安氏は、各界からの提案にはオープンな姿勢で臨むが、前提として問題を理解し、具体的な解決策を提示し、全ての市民が理解できるようにすることが重要だと述べた。

歩道用日傘について、蔣萬安氏は、今年の夏に試験地点で設置を開始すると述べ、設置期間、価格、安全性などは専門家による共同審査を経ており、美観、安全性、耐久性の全てを兼ね備えていると述べた。

都発局はニュースリリースで、「2年間進捗ゼロ」、「1基620万元」などの指摘は事実ではなく、今年の夏には試験地点の設置を完了する予定であり、1基あたりの価格は146万元で、傘本体のコストに加え、電気、照明、排水などの付帯設備が含まれ、カスタマイズ設計で、耐風・耐震性と使用寿命に重点を置いていると説明した。(編集:蕭博文)1150608

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  • 出典:中央社 CNA
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