(中央社記者 呉哲豪 彰化8日電)彰化県で、施姓の男が薬物を摂取した状態で運転し、陳姓の所長に衝突して両足を骨折させた。施男は果物を持って病院に見舞いに訪れたが、所長の家族は恐怖を感じ、なぜ施男が病室番号を知っているのか理解できないとし、「相手がどんな誠意を見せようと、私たちにとっては十分ではない」と強調した。

彰化県警察局渓湖分局は4日午後2時ごろ、埔塩郷光明路二段で施姓の男を職務質問しようとしたところ、男は車で行き止まりの路地に進入し、警察の指示を拒否。その後、突然バックして警察官に衝突し逃走を図り、陳姓の所長が両足に重傷を負った。施男はその場で逮捕され、薬物検査の結果は陽性だった。

彰化地検の検察官は、施男が公務執行妨害と公共危険の罪に問われるとして、台湾彰化地方法院に勾留を請求したが却下された。陳姓所長の娘はソーシャルメディアに、「父がまだ入院中なのに、相手が突然果物を持って病室に押し入り、家族全員が極度の恐怖に陥った」と投稿した。

陳姓所長の娘はさらに、「裁判官にはっきりと見てほしい。これが容疑者の約束した誠意だ。父に公正な扱いと名誉回復を願う」と訴えた。

陳姓所長の息子は8日、メディアの電話取材に対し、「以前、施男が訪ねてくるかもしれないと聞いていたが、なぜ相手が病室番号を知っているのか驚いている。父は両足を轢かれており、どんな誠意を見せられても十分とは思えない」と語った。

息子はさらに、「父は麻薬犯を捕まえるために非常に努力したのに、相手はすぐに釈放されて自分の生活を続けている。一方、父は手術を受けたばかりで、足の回復には数ヶ月かかる。本当に不公平だ」と述べた。

記者が8日午前に台湾彰化地方検察署に電話で問い合わせたところ、検察側は「午後にも抗告する」と回答した。(編集:林恕暉)

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