(中央社 記者 頼于榛 台北8日電)強降雨が襲来する中、行政院災害防救辦公室(災防弁)は8日、事前の情資研判会議を開催し、降雨期間が長引くため、山間部での土石流、大規模崩壊、道路寸断のリスクが高まっているとして、避難準備を徹底し、低地には排水ポンプを事前配置し、側溝、カルバート、雨水下水道の清掃・点検を強化するよう指示した。また、馬太鞍溪堰止湖の影響地域については、必要に応じて予防的避難を実施するよう求めた。
行政院が発表したニュースリリースによると、交通部中央気象署の情資分析に基づき、8日から14日にかけて、停滞前線の接近と南西モンスーンの影響で、台湾全土で強降雨が発生する可能性がある。
災防弁は同日、事前の情資研判会議を開催し、中央気象署に対し、停滞前線、南西気流、短時間強降雨の発生状況を継続的に監視し、最新の予報、警報・特報、リアルタイムの降雨傾向情報を逐次提供するよう要請した。また、花蓮県の馬太鞍溪堰止湖の集水域については、日々の累積雨量と予測情報を提供し、農業部が警戒情報を発令し、地方政府が避難判断を行う際の参考とするよう求めた。
馬太鞍溪堰止湖の影響地域については、農業部が堰止湖の水位、堤体、雨量、下流の河道変化を継続的に監視し、農業部、内務部、衛生福利部、原住民族委員会が花蓮県政府と連絡を保ち、必要に応じて早期に予防的避難を開始するよう指示した。また、各防汛工事の施工業者や請負業者は、降雨状況を的確に把握し、作業員の避難、機材の安全、建設中の工事の防災対策を事前に確認するよう求めた。
災防弁はまた、最近の強降雨により光復郷の一部地域で浸水が発生していることから、経済部と内務部が権限に基づき地方政府を指導し、内水排除、側溝の清掃、一時的な排水路の設置、排水ポンプの事前配置などの対策を確認するよう促した。
低地での浸水や排水不良のリスクに対し、災防弁は経済部に対し、河川、区域排水、浸水常襲地域の水利施設の点検と準備を強化し、排水ポンプ、人員、復旧能力を事前に配置するよう要求。また、経済部と内務部が権限に基づき地方政府を指導し、側溝、カルバート、雨水下水道の清掃・点検を強化し、排水ポンプ場の試運転と防災設備の準備を完了し、大潮期間中は権限に基づき沿岸低地の警戒、巡視、排水対応を強化するよう求めた。
今回の降雨期間は長引くと見込まれるため、災防弁は、山間部での土石流、大規模崩壊、道路寸断のリスクが高まり、土石流の黄色・赤色警報が発令される可能性もあるとして、農業部に対し、降雨監視、警報発令、リスク通報を徹底し、地方政府が高リスク集落、要配慮者、弱者の避難準備を完了するよう指導することを求めた。また、内務部と原住民族委員会は地方政府を指導し、孤立しやすい地域や山間部集落に対し、生活物資、通信予備、救助人員・機材を事前に配置し、衛生福利部は地方政府に対し、避難所の準備を強化するよう促すこととした。
災防弁はまた、国民に対し、中央気象署が発表する最新の気象情報や警報・特報に常に注意し、必要がない限り山間部、渓流、海岸、海域への活動を避けるよう呼びかけている。(編集:蘇龍麒)1150608
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:ニュース