(中央社記者 余曉涵 台北8日電)台湾港務公司は8日、電子刊物「台灣航港新視野」(New Insights of Maritime and Ports)を発行したと発表した。専門性の高い航港知識を、特集記事などを通じてわかりやすい物語に変換する。

台湾港務公司の発表によると、航港局、財団法人驗船中心と共同で本電子刊物を編集・発行し、同日より3機関の公式ウェブサイトで公開を開始した。

港務公司によると、創刊号は「以海為路、領航永續新局」(海を道とし、持続可能な新時代を先導する)をテーマに、交通部長の陳世凱氏が序文を執筆。交通部常務次長兼驗船中心董事長の林國顯氏、航港局長の葉協隆氏、港務公司董事長の周永暉氏、総経理の王錦榮氏、驗船中心執行長の鄭志文氏など、航港分野の重要幹部へのインタビューを通じて、航港体制の革新、「智慧永續(AI×ESG)」の二軸変革、水辺の活性化、港湾と都市の共存発展、海洋の持続可能なガバナンスなどの重要課題に関する見解を共有している。

港務公司によると、誌面は特集記事、産業観察、実務事例、専門家の見解を組み合わせ、専門知識を魅力的な物語に変換し、港湾と国民、海洋と生活の距離を縮め、海洋問題と航港産業への理解を深めることを目指す。

周永暉氏は、本刊物が各界の航港産業の課題と機会の迅速な把握、将来の方向性の先取りに役立つことを期待すると述べた。

港務公司によると、「台灣航港新視野」は4ヶ月ごとに発行され、創刊号は港務公司が発行を担当し、次号以降は航港局と驗船中心が引き継ぎ、異なる視点から航港の全体像を描き出す。

また、今年は基隆港の開港140周年にあたることから、特別に「基隆港建港140週年論壇」を開催。テーマは「智慧港航.共榮城市.永續未來」(スマート港航、共生する都市、持続可能な未来)で、基隆港の将来の港湾発展の機会と課題を議論する。

周永暉氏は、近年基隆港は「客貨並重」(旅客と貨物の両立)の開発方針の下で転身に成功し、国際的に有名なクルーズ港に成長したと指摘。港務公司化経営の推進に伴い、今後は港湾競争力の向上とスマート化変革に一層注力し、基隆港を伝統的な貨物積み替え拠点から、「スマート物流、都市観光、持続可能な発展」を融合した近代的な総合拠点へと変貌させることを目指す。(編集:管中維)1150608

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