(中央社記者 游堯茹 ビリニュス7日専電)カトリックの盛事である第6回「世界使徒慈悲大会」が7日、リトアニアの首都ビリニュスで開幕し、世界中から数千人の巡礼者と宗教関係者が集まった。バチカン主導の世界的なカトリック活動がリトアニアで初めて開催され、街に濃厚な宗教的雰囲気をもたらしている。
「世界使徒慈悲大会」(World Apostolic Congress on Mercy, WACOM)は、バチカンが推進する国際カトリックの盛会であり、世界中の信者の「神の慈悲」に対する理解と実践を深めることを目的としている。
今年の大会は7日から12日まで開催され、50カ国以上から数千人の巡礼者、宣教師、聖職者、コミュニティリーダーがビリニュスに集まり、国際会議、都市イベント、コンサート、祈りの集い、そして世界中の教会の重要ゲストによる講演に参加する。
リトアニア国営放送(LRT)の報道によると、ビリニュス教区大司教ギンタラス・グルシャス氏は記者会見で、バチカン主催の世界的イベントがリトアニアで開催されるのは初めてだと述べた。
グルシャス大司教は、ビリニュスには独自の歴史的意義があると述べた。ここはポーランド人修道女ファウスティナ・コワルスカが生活した地であり、彼女の霊性体験と「慈悲の連祷」の祈りは当地で形成され、最初の「慈悲のイエズス像」もビリニュスで誕生し、世界のカトリック信仰に深い影響を与えている。
今大会のテーマは「慈悲の都市を建設する」であり、現代社会においてどのように他者への配慮と共同体の絆を実践するかに焦点を当て、宗教的・文化的活動を通じて「慈悲」の概念への理解を促進する。
活動は7日、ビリニュス大聖堂広場でのミサで幕を開け、その後聖体行列が行われ、旧市街の通りには聖歌と祈りの声が響き渡り、数千人の市民が行列に加わり、荘厳で壮大な光景が広がった。
「世界使徒慈悲大会」は2008年から3年ごとに開催されており、過去にはイタリア・ローマ(2008年)、ポーランド・クラクフ(2011年)、コロンビア・ボゴタ(2014年)、フィリピン・マニラ(2017年)、サモア・アピア(2023年)で開催された。(編集:韋樞)
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