【中央社ボリビア・サンタクルス7日総合外電】ボリビア東部で7日、警察と反政府デモ隊の衝突が発生した。当局が労働者の設置した道路封鎖を解除しようとした際、突然銃声が響き、警官4名が銃撃され負傷した。デモ隊はパス大統領の辞任を要求している。
報道によると、中道右派のロドリゴ・パス大統領の辞任を求めるデモは1ヶ月間続いており、約100箇所の道路封鎖によりアンデス国家は麻痺状態に陥り、主要都市では深刻な食料と医薬品の不足に直面している。
数十名の機動警察官は6日、サンフリアン町の道路封鎖を解除しようと催涙ガスを発射し、現場には軍用車両も支援に当たった。
サンフリアンはサンタクルス地域に位置し、ボリビアの農業の中心地と見なされ、西部の重要な穀倉地帯である。
AFP通信記者が現場で目撃したところによると、抗議者らは石を投げ、タイヤを燃やし、警察の前進を阻止しようとした。
サンタクルス警察署長のダビド・ゴメス大佐は地元メディアに対し、衝突で警官6名が負傷し、うち4名が銃撃によるもの、また少なくとも14名の市民が負傷したと述べた。
最終的に道路封鎖は一時的に部分的に解除されたが、デモ隊はその後再び封鎖を設置した。
米国の支持を受け、親ビジネス派のパス氏は昨年11月に就任し、ボリビアの数十年で最悪の経済危機を解決すると約束した。しかし、彼が推進した不人気な経済改革と社会的要求への対応不足が、民衆の不満を招いている。
パス氏はこれまで何度も抗議者との対話を呼びかけていたが、3日には緊急事態法案を提出すると発表し、軍の展開と強制的な道路封鎖解除を承認するもので、現在国会で審議中である。(編集:施施)1150607
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:ニュース