(中央社 高雄6日 記者 林巧璉)高雄市の小学校教師の墜落死事件が各界の注目を集める中、本日この教師の告別式が営まれた。高雄市長の陳其邁氏と複数の議員が弔問に訪れたほか、数百人の児童、教師、市民が集まり、最後の別れを告げた。

この教師は先月25日に校内で墜落し死亡。その後、多くの議論を呼び、ネット上では哀悼の声が相次いだ。教育関係者や市民からは、教育現場の過酷さや、校務会議制度が教師に長期間の高ストレス状態を強いているとの批判が上がった。陳其邁市長は事件後、校務会議制度の改革を全面的に支持し、必要に応じて中央に法改正を提案すると表明した。

陳其邁市長は6日午前、霊堂に到着し、合掌して哀悼の意を表した。民進党の高雄市長候補・頼瑞隆氏、国民党の高雄市長候補・柯志恩氏、複数の立法委員や市議会議員も参列した。遺族への配慮から、政治関係者はこの日、取材に応じなかった。

遺族は本日の告別式を「卒業式」と称し、会場には数百人の児童、保護者、教師、市民が詰めかけ、教師の最後の旅立ちを見送った。

妹は告別式で兄を偲び、「兄は小さい頃からとても面倒見が良かった。兄さん、とても恋しい」と語った。小中高と同じ学校に通い、中学時代は毎日一緒に自転車で通学し、常に安全に気を配ってくれたこと、ラブレターを受け取った時には「勉強に集中しなさい」と言ったこと、大学でも「遊ぶだけでなく、しっかり学びなさい」と諭してくれたことなどを回想した。

妹は「社会人になっても、兄はいつでも駆けつけてくれた。必要な時はいつでも手を差し伸べてくれた。それほど私を大切にしてくれた」と述べ、自分の3人の子供を実の子のように愛し、その愛情は言葉を超えていたと語った。「兄はいつも他人に優しく、全力で尽くし、自分自身を最後にしていた」と涙ながらに語った。

その後、3人の子供たちが弔辞を述べようとしたが、声を詰まらせ、「叔父さん、ありがとう。愛しています」と述べた。会場は深い悲しみに包まれ、多くの参列者が涙をぬぐった。(編集:張銘坤)1150606

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  • 出典:中央社 CNA
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