(中央社ロンドン6日総合外電)米国とイランの不安定な停戦合意が再び試練に直面している。米軍は6日、イランの無人機とレーダー基地を攻撃し、イランは報復としてペルシャ湾の米軍基地にミサイルを発射した。

BBCニュースの報道によると、米軍は、ホルムズ海峡に向かって発射されたイランの「一方向攻撃無人機」4機を撃墜し、「地域の海上交通に対する直接的な脅威」と評価した。

米中央軍司令部(CENTCOM)は、米軍が「さらなる攻撃を防ぐため、イラン南部沿岸の監視レーダー基地を攻撃した」と発表した。

イランは報復に出た。イラン国営放送(IRIB)の報道によると、テヘランはクウェートにある2つの米空軍基地と、バーレーンにある米海軍施設に対して弾道ミサイルを発射した。

米中央軍司令部は、予備的評価として、イランがペルシャ湾の2カ国に対して計7発のミサイルを発射し、うち6発は迎撃され、残りの1発は目標を外れたと発表した。

米国とイランの停戦合意は4月8日に発効したが、最近の交戦により緊張が再び高まっている。

地元当局者によると、イランの無人機が3日にクウェートの国際空港を攻撃し、1人が死亡、60人以上が負傷した。

イスラム革命防衛隊は空港攻撃の責任を否定し、損害は米軍のミサイル迎撃システムの誤射によるものだと主張した。中央軍司令部はこの主張を否定し、イランによる「意図的で、計画的かつ正当性のない攻撃」だと非難した。

イスラム革命防衛隊は以前、ペルシャ湾の米軍基地への攻撃は、米軍によるイランの石油タンカーとゲシュム島への空爆への報復であると述べていた。

両国の衝突が続く中、米国はイランサッカー代表チームにビザを発給し、15日にロサンゼルスで行われるワールドカップ初戦に出場できるようにした。

今回の新たな交戦は、米イラン停戦交渉が行き詰まり、終戦合意に進展がない中で発生した。米メディアは、トランプ大統領が停戦合意の条件変更を要求したと報じている。

イラン外務省報道官は1日、米国が「絶えず立場を変え、新たな、あるいは矛盾した要求を突きつけている」と述べた。

4月初めに双方が停戦に合意した直後、米国はイランの港に対する封鎖を実施した。トランプ大統領は、この措置は「合意に達し、認証され、正式に署名されるまで完全に発効する」と述べた。(編集:何宏儒)1150606

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  • 出典:中央社 CNA
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