ウクライナ国防省人工知能(AI)センターの責任者ダニーロ・ツヴォク氏(35)は、日本共同通信の独占取材に対し、ウクライナは対ロシア戦争でAIを活用しており、多くの任務を3~5年以内に無人化・自律化する目標を明らかにした。同氏は、兵力不足の打開には「非対称的な措置が極めて重要であり、AIが最適な選択肢だ」と述べた。共同通信は5日、3日にウクライナ首都キーウで行われたインタビューを掲載した。これはツヴォク氏が3月に新設された国防AIセンター「A1」の責任者に就任して以来、初めての日本メディアによるインタビューとなった。同氏は、豊富な実戦データを持つウクライナが米国のハイテク企業と協力し、AI導入を加速させてロシアの兵力優位を打破しようとしていると述べた。ツヴォク氏は、将来の戦争ではAIを搭載した無人機が自動的に目標を識別し攻撃すると予測し、その一部はすでにウクライナの対ロシア戦争で運用されていることを明らかにした。ウクライナによるロシアの石油関連施設への遠隔攻撃については、「計画から目標の特定、攻撃手段の実行に至るまでの自律的なメカニズム」を部隊に提供していると指摘した。ロシア・ウクライナ戦争が4年以上続く中、ツヴォク氏はウクライナが「戦争を記録した世界最大規模のデータを集積し、次世代の解決策を生み出す拠点となっている」と述べた。同氏は、ウクライナは「自国ひいては民主主義世界全体を守るための解決策を構築できる」との認識を示した。また、ロボット分野などで経験豊富な日本を含む各国との協力に「開かれた姿勢」であると表明した。
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- 出典:中央社 CNA
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