(中央社記者 呉欣紜 台北6日電)気象専門家の呉徳栄氏は、今日は低気圧の雲が遠ざかり大気の状態が不安定で、一部地域では午後から強い対流が発達すると述べた。8日からは梅雨の第5波となる前線が到来し、梅雨の最盛期に入るため、激しい気象現象と災害をもたらす降雨の脅威に警戒すべきだとした。

中央大学大気科学系の兼任副教授である呉氏は本日、気象応用推進基金会のコラム「洩天機教室」において、最新のヨーロッパの気象モデルによるシミュレーション結果を示した。それによると、今日と明日は低気圧の雲が遠ざかるものの、大気は不安定で、一時的な局地的なにわか雨があり、一部地域では午後から強い対流が発達するという。それに伴う落雷、強風、瞬時の豪雨などの「激しい気象現象」に警戒が必要である。

呉氏は、8日から15日にかけて梅雨の第5波となる停滞前線が南北に行き来すると注意を促した。来週月曜日に梅雨前線が接近する際、強い対流が次第に拡大し、11日にはやや南下して中南部に偏る。12日には再び北上し、その時には全土へと拡大する見込みだ。「南西モンスーン」の活発化と相まって、台湾は典型的な「梅雨の最盛期」に入るという。

大気の状態が非常に不安定になるため、近隣で「メソスケールの気象システム」が誘発されやすく、落雷、強風、瞬時の豪雨といった激しい気象や災害級の降雨をもたらす危険性があると呉氏は指摘する。この期間中、各地で気象署の特報に特に注意を払い、早めに防災準備を整えるよう呼びかけた。

梅雨の最盛期がいつまで続くかについて、呉氏は最新の欧米のシミュレーションによると、少なくとも15日までは続く見込みだと述べた。モデルによって多少の差はあるものの、まだ終わりは見えないという。10日以上先のシミュレーションは不確実性が高く信頼性が下がるため、いつまで続くかと急いで結論を出すべきではなく、引き続き観察が必要だと語った。(編集:李淑華)

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  • 出典:中央社 CNA
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