(中央社記者洪学広高雄5日電)高雄連続殺人事件で、被告の張介宗(74)は民国113年11月から114年2月までの約3か月間、同じ手口で3人の女性を殺害し、遺体を損壊した。高雄地方法院の国民法官法廷は5日、殺人、遺体損壊・遺棄などの罪で死刑を言い渡した。控訴可能。
高雄地方法院は5日午後4時、国民法官法廷で判決を言い渡し、殺人、遺体損壊・遺棄、窃盗などの罪で、張介宗被告に死刑、公民権終身剥奪を言い渡した。判決理由は後日公表される。
張被告は、甥名義の高雄市前鎮区の民家に居住していたが、75歳の義姉が再三訪れて立ち退きを催促したことに不満を抱き、113年11月29日正午頃、義姉が入室したところを首を絞めて窒息死させた。
義姉を殺害後、室内北側の部屋でハンマーなどの利器で遺体を損壊し、同日午後9時から翌日午前5時にかけて、自転車で数回に分けて遺体を運び、前鎮第五船渠の水路に遺棄した。さらに、義姉の遺品からキャッシュカードを盗み、5000台湾ドルを引き出した。
その後、張被告は114年1月1日から75歳の張姓女性と親しくなり、同月17日午後4時頃、同女が被告宅を訪れた際、布切れで首を絞めて窒息死させた。同様に北側の部屋でハサミ、ラジオペンチなどの利器で遺体を損壊し、一旦台所の冷蔵庫に保管した後、数回に分けて自転車で遺体の一部と衣類を第五船渠の水路に遺棄した。さらに、同女の敬老カード(一卡通)を使用して高雄MRTやフェリーに乗車した。
検察と警察は、張被告が連続して2人を殺害しても発覚しなかったことから、犯行が続けられると判断したとみている。張被告はさらに71歳の趙林姓女性と電話で親しくなり、114年2月2日に自宅に招き入れ、同様の手口で絞殺。電動バリカンで体毛を剃り落とし、長刃のナイフ、ペンチなどの利器で遺体を損壊し、翌日、数回に分けて第五船渠の水路に遺棄した。
高雄地検は、張介宗被告を殺人、遺体損壊・遺棄、窃盗、不正な方法による自動払い出し装置からの金銭取得、不正な方法による有料設備からの財産上の不法利益取得などの罪で起訴し、死刑を求刑していた。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:事件