(中央社記者 邱祖胤 台北5日電)雲門舞集「春鬥2026」は明日から上演される。3人の異なるスタイルのクリエイターが、身体が担いうる多様な可能性を共同で探求し、文化、疲労、重力の間で対話を展開する。

公開リハーサル記者会見は本日、新北市淡水区の雲門劇場で行われた。パイワン族の振付家バル・マディリン(Baru Madiljin)は雲門舞者と共同で「彼女、身を以て盛装す」を創作し、部族の記憶と女性の身体経験を探求。ハンガリー人振付家ヴィクトル・セリ(Viktor Szeri)は、ハンガリー最高の舞踊賞であるルドルフ・ラバーン賞(Rudolf Lábán Prize)受賞作品「倦怠(FATIGUE)」を披露。新進独立振付家のリン・ピンショ(林品碩)は、「抛接の身体」で単独でネパールの高山に挑んだ経験を表現する。

芸術監督の鄭宗龍氏は、「春鬥」の核心はクリエイターを最も直接的な創作現場に戻し、身体でアイデアを検証することにあると述べた。今年は特に異なる文化的背景と異なる身体訓練を持つクリエイターを同じ舞台に招いた。「パイワン族の身体、ヨーロッパ現代舞踊の身体、物理的な運動から出発した身体」と鄭氏は言う。「3つの言語を並べることで対話が生まれる」。3人の振付家はそれぞれ文化記憶、現代の疲労、重力の知覚から出発し、「いずれも身体を使って自らの問いに答えようとしている」と語った。

鄭氏は「倦怠」を例に挙げ、セリが自身の疲労から出発しながらも、この時代のほぼ全ての人が認識できる状況に触れていると説明。「翻訳は不要で、身体が理解できる」というその浸透力こそが、「倦怠」と他の2作品を同じ舞台で真の対話の緊張感を生み出していると述べた。

鄭氏は、雲門が「春鬥」を再開した後、プラットフォームに異なる雰囲気を創造し、身体の変化と作品の成熟には時間の蓄積が必要であることから、クリエイターと舞者のより長期的な協力関係を促進し、作品が異なる段階で継続的に推進・深化される機会を持てるようにしたいと述べた。

「春鬥2026」は6日7日に雲門劇場で上演される。(編集:李明宗)1150605

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  • 出典:中央社 CNA
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