(中央社台北5日電)国民党主席の鄭麗文氏は4日、米マサチューセッツ州のキム・ドリスコル副知事と会談した。鄭氏は、現在の国際情勢においては対立や戦争ではなく協力が重要であり、台湾と米国は実質的な協力を強化し、世界と両岸関係において「自由と平和」を創造する重要な役割を果たすべきだと述べた。
国民党文化伝播委員会は5日、鄭氏が訪米団を率いており、台北時間4日にドリスコル副知事と会見したとのニュースリリースを発表した。
鄭氏は、ボストンを米国東海岸訪問の第一駅に選んだ理由について、ボストンには米国で最も優れた頭脳が集まっているからだと説明。現在の国際情勢においては、対立や戦争ではなく協力を重視し、台湾と米国は産業、経済、貿易、ハイテク分野での実質的な協力を継続的に強化し、世界と両岸関係において「自由と平和」を創造する重要なリーダー的役割を果たすべきだと述べた。
鄭氏は、過去に台湾と米国が民主革命において重要なリーダー的役割を果たしたことに触れ、現在の国際情勢においても、両国は産業、経済、貿易、ハイテク分野での実質的な協力を強化すべきだと指摘。その具体例として、台湾の代表的なハイテク企業である元太科技(E Ink)がマサチューセッツ州で電子書籍リーダー用スクリーンを製造し、地元に数百の雇用を創出していることを挙げ、これは台湾と米国の企業が互いの強みを補完する好例だと述べた。
ドリスコル副知事は、マサチューセッツ州と台湾は多くの分野で志を同じくしており、州政府は最近、マサチューセッツ工科大学(MIT)の新しい量子センターに大規模な投資を行い、将来のテクノロジーに積極的に備えていると述べた。また、ワシントンの連邦レベルの政局変動や様々な不確実性に直面し、地方政府の業務課題は増大しているが、マサチューセッツ州は民主的価値、同盟関係、主体性を守る「抵抗勢力」としての役割を常に果たしていると述べた。
ドリスコル副知事は、マサチューセッツ州は台湾との経済的・学術的な緊密なつながりを非常に重視しており、今後は双方の共通の強みを活かして「相乗効果を生み出しながら」共に前進したいと述べた。また、台湾の民主的発展の成果を高く評価し、マサチューセッツ州は常にテクノロジーと学術の最前線を走っており、今後さらに二国間の緊密な連携を深めることを期待していると述べた。(編集:万淑彰)
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