(中央社ロンドン5日総合外電)英国国家監査院(NAO)は5日、醜聞にまみれた前王子アンドリュー・マウントバッテン=ウィンザー(Andrew Mountbatten-Windsor)が過去20年以上にわたり、象徴的な家賃で王室所有の荘園を借り受け、敷地内のコテージを転貸して私的な収入を得ていたことを明らかにした。

フランス通信(AFP)によると、国王チャールズ3世(King Charles III)の弟であるアンドリュー前王子は、つい先ごろロンドン近郊のロイヤルロッジ(Royal Lodge)を退去したばかりである。

アンドリュー前王子は100万ポンドの権利金を支払い、さらに自費で750万ポンドを投じて住宅を改修することに同意した。その見返りとして、将来は象徴的な微々たる家賃のみを支払う75年間の賃貸契約を獲得した。

王室資産管理の不透明さが論争を呼ぶ中、NAOが王室資産収入に関する報告書で、アンドリュー前王子が30室もある豪邸にほとんど家賃を払わずに住み、荘園内の3棟のコテージを転貸した収入を私的に流用していたことを暴露した。

報告書はさらに、アンドリュー前王子の娘ベアトリス(Beatrice)とユージェニー(Eugenie)が現役の王室メンバーではないにもかかわらず、王室宮殿内に専用の住居を与えられ、その家賃はチャールズ3世の私的収入から支払われていると指摘した。

英国議会公共会計委員会(PAC)も今年中に王室資産に関する調査を開始する予定である。

アンドリュー前王子は故エリザベス2世女王(Queen Elizabeth II)の次男であり、米国の故性犯罪富豪ジェフリー・エプスタイン(Jeffrey Epstein)の醜聞に関与したとして、今年2月に警察に逮捕された。

警察は当時、公務中の不適切行為の疑いで、彼の住居であるロイヤルロッジも捜索した。

アンドリュー前王子は現在、イングランド東部のサンドリンガム・ハウス(Sandringham)に居住している。ここは国王の私有財産である。(編集:洪培英)1150605

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  • 出典:中央社 CNA
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