(ウェリントン5日中央社総合外電)ニュージーランドの首都ウェリントンの水道公社によると、昨夜の暴風雨により下水管が詰まり、5日、住宅が排泄物や生理用品などの汚物で浸水した。

AFP通信の報道によると、ウェリントン・ウォーター(Wellington Water)は、風光明媚な郊外の島湾(Island Bay)で下水が溢れ出したのは、主な管路の詰まりが原因だと説明した。

同公社によると、下水の溢流の影響を受けた住宅は5軒で、作業員が排泄物や衛生用品の除去に当たるとともに、被災住宅の清掃と消毒を支援している。

ウェリントン・ウォーターは声明で「溢流現場には真空吸引車を配置した。主な管路の詰まりにより複数の住宅で溢流が発生したとの情報を得ている。住宅所有者と協力し、清掃と消毒を支援している」と述べた。

島湾の住民リチャード・ピーターズ氏はニュージーランド国営ラジオ(RNZ)に対し、水が引いた後、現場の状況は「吐き気を催す」ほど悪化したと語った。

ピーターズ氏は「地面は文字通り糞便、生理用タンポン、茶色い下水で覆われていた。まさに不潔で吐き気がする」と述べた。

ニュージーランド気象局(Metservice)によると、ウェリントンでは昨夜5000回以上の落雷が観測され、大雨が2時間で同市に25.7ミリの降雨をもたらした。

ウェリントン・ウォーターは、この強雨によりモアポイント(Moa Point)下水処理場の問題も悪化したと述べた。同処理場は今年2月の暴風雨以降、正常に稼働できていない。

モアポイント下水処理場の故障以来、数百万リットルの未処理下水が、ウェリントンの風光明媚な南海岸のビーチ近くの海域に流れ込んでいる。

その後、小規模な修繕は行われたが、同処理場は今年11月まで完全に復旧しない見込みである。

ウェリントン・ウォーターは、この大雨により昨夜、さらに多くの未処理下水が海に排出されたと指摘した。

同公社は、住民に対し「タラケナ湾(Tarakena Bay)に近づかないよう、また別途通知があるまで、ウェリントン南海岸での水泳、サーフィン、カヌーを控えるよう」勧告したと述べた。(翻訳:劉淑琴)1150605

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  • 出典:中央社 CNA
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