台中市政府は5日、盧秀燕市長が6日から欧州3カ国を訪問し、台中と欧州各界との実質的な交流を深化させると発表した。米国による相互関税が世界市場に衝撃を与える中、地方政府こそ率先して国際社会に打って出て、台湾産業の活路を開くべきだとしている。

台中市政府が5日発表したニュースリリースによると、盧市長は6日から15日までの10日間、ドイツ、チェコ、オーストリアの3カ国を訪問する。市政府は、これら3カ国は長年にわたり台湾と民主主義の信念を共有してきたと説明。今回の訪問団は「民主的な友人との会合」「友好都市訪問」「国際市場の開拓」の3本柱を掲げ、台中と欧州各界との実質的な交流を深化させる方針だ。

市政府は、米国の相互関税が世界市場に衝撃を与える中、地方政府は産業の安定した発展を支援するだけでなく、率先して国際社会に打って出て市場を拡大し、台湾産業の活路を開くべきだと指摘した。

今回訪問するドイツ、チェコ、オーストリアは、工作機械、精密機械、半導体チップ、自転車などの分野で強固な産業基盤を有している。一方、台中は精密機械の黄金回廊を擁し、産業クラスターが充実しており、これら3カ国と長年にわたり緊密な交流を続けている。

今回の欧州訪問団は、ドイツ、オーストリア、チェコの3カ国のうち、ベルリン、ブランデンブルク州、ザクセン州、ドレスデン、プラハ、バーデン市、ウィーンの7都市・地域を訪問する予定。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:政策