(中央社記者 林長順 台北5日電)人工生殖法違反の前科がある白菜寶寶協会の理事長・吳姓女性が、費用を受け取りウクライナ、カザフスタン、キルギス、タイなどでの代理出産を仲介していたとして、士林地方法院は人工生殖法違反と詐欺などの罪で懲役4年の判決を言い渡した。控訴可能。

吳女と夫の林姓被告は、2019年に1組の夫婦に対し、ウクライナ人女性からの卵子提供と代理母探しを仲介し、2万7000ドル(約81万元)を受け取った。この夫婦がウクライナに渡航した後、吳女と夫は連絡を絶ち、代理出産計画は失敗に終わり、夫婦は告訴に至った。最高裁判所は人工生殖法違反(営利目的の生殖細胞仲介)で、2人にそれぞれ懲役3月、2月の判決を言い渡し、いずれも罰金刑が確定した。

検察の起訴状によると、吳女は2021年7月に「白菜寶寶協会」(2025年7月30日解散)を設立し、Facebookファンページで代理出産情報を掲載、1人500元の参加費で「代理出産説明会」を開催し、ウクライナ、カザフスタン、キルギス、タイなどでの代理出産を仲介していた。

検察によると、タイの法律では商業代理出産および非タイ国民への代理出産は違法であるが、吳女はタイでの代理出産は合法であると虚偽の説明をし、廖姓の被害者にタイの代理母サービスが合法であると誤信させ、サービスを契約させた。しかし、廖姓の被害者は現地の代行業者から改ざんされた子供の身分証明書を入手し、帰国後に移民署に発覚した。

また、吳女らは個人的な資金繰りのため、複数の被害者に対し、ウクライナ、カザフスタン、キルギス、タイなどでの代理母や医療機関の仲介が可能だと虚偽の説明をし、被害者から費用を受け取った。吳女らはこれらの費用をウクライナなどの医療機関に送金せず、海外の医療機関と連絡すら取っておらず、ある被害者は海外で足止めされ、自ら費用を支払って帰国せざるを得なかった。

士林地検は今年1月、刑法の加重詐欺罪と人工生殖法違反(営利目的の生殖細胞仲介)で、吳女、夫の林姓被告ら4人を起訴した。(編集:張銘坤)115年6月5日

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  • 出典:中央社 CNA
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