張綱維元被告、30億元超の詐貸容疑で起訴 銀行法違反など

台北地検は、遠東航空の前会長である張綱維被告が2013年に不実の売買契約を用いて銀行から30億元以上を詐取した疑いがあるとして、5日、銀行法違反(詐欺銀行)などの罪で起訴した。張被告は既に遠東航空の業務上横領事件で懲役14年の判決を受けており、一部は確定し服役中。
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  • 📰 発表: 2026年6月5日 11:18
  • 🔍 収集: 2026年6月5日 11:37(発表から19分後)
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(中央社 台北5日 記者 林長順)遠東航空の前会長である張綱維被告は、遠東航空の資産を横領したとして一部が確定し、既に収監されている。台北地検はさらに、張被告が2013年に銀行から30億元以上を詐取した疑いがあることを突き止め、5日、銀行法違反(詐欺銀行)などの罪で張被告ら3人を起訴した。

張被告は遠東航空の資金を横領し、合作金庫銀行の遠東航空向け融資案件を利用して、樺福グループ傘下の会社の元本と利息を遠東航空に移転させるなどしたとされている。台北地方法院は、業務上横領、背任、商業会計法違反などの罪で、張被告に懲役14年(罰金刑に換算可能な部分は懲役1年)の判決を言い渡した。

台湾高等法院は昨年11月、張被告に懲役14年の判決を下し、犯罪所得である19億8000万余台湾ドルの追徴を命じた。このうち、民用航空法違反の部分は懲役2年6月とされ、上訴が許されないため確定し、刑が執行されている。

検察はさらに、樺福グループの実質的経営者であった張被告が、2009年から新北市淡水区の土地投資で資金不足に陥り、2013年に不実の売買契約を結び、傘下の会社が保有する新北市淡水区の15筆の土地を別の会社に架空売却し、その上で不動産開発事業を名目に銀行から35億元の融資を申請、銀行はすでに30億元を融資していたことを突き止めた。

台北地検は5日に捜査を終結し、銀行法違反(詐欺銀行)、商業会計法違反、刑法の偽造文書作成などの罪で張被告ら3人を起訴し、裁判所に対し犯罪所得の没収を求めた。(編集:黄名璽)1150605