(中央社 台北5日電 記者謝君臨)15歳の蘇姓少年は112年2023年)7月9日、家族とともに新北市坪林区の天山親水農場を訪れ、金瓜寮川の水域で遊泳中に溺死した。台北地方法院は、農場の吳姓経営者がライフガードや十分な安全設備を配置しなかったとして、過失致死罪で懲役10月の実刑判決を言い渡した。控訴可能。

判決によると、吳男は102年2013年)1月から農場を経営・営業し、バーベキューやキャンプの受け入れ、浮き輪、ゴムボート、水鉄砲、空気入れなどの遊水用具をレンタル・販売し、来場者が敷地内の金瓜寮川水域で遊泳できるようにしていた。

112年7月9日午後、蘇姓少年は両親とともに入場券を購入して農場に入り、川で遊泳中に誤って溺れた。吳男が発見して引き上げ、病院に搬送したが、同月27日に溺水、低酸素性脳症、誤嚥性肺炎による呼吸窮迫、呼吸不全で死亡した。

法廷で吳男は過失致死を否認し、「川は農場の外にあり、経営範囲ではない。川は長く、農場に隣接するのはごく一部で、農場から入る必要もない。私は管理者ではなく、遊泳を止めたこともない。客には自己責任で注意するよう言っていた」と弁解した。

しかし合議体は、吳男が実質的に農場の遊戯・営業活動を川の範囲に拡張しており、単なる農場経営にとどまらないと認定。したがって、有料入場後に川で遊泳する客に対しては保証人的地位にあり、作為義務を負うとした。

合議体は、吳男が農場の責任者兼経営者として来場者の安全を守る職責を有しながら注意義務を尽くさず、死亡事故を招き、遺族に回復不能な傷を与えたこと、犯行を否認し態度が良くないこと、調停の意思は示したが被害者家族と合意に至らなかったことなどを総合的に考慮し、懲役10月を言い渡した。(編集:張銘坤)115年6月5日

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  • 出典:中央社 CNA
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