(中央社記者 鍾榮峰 台北5日電)受動部品代理店の堡達(Poda)の李茂洋総経理は5日、下半期も受動部品の供給不足が続き、今年の受動部品市場は好調が見込まれ、製品にはさらなる値上げの可能性があると予想した。同社は人工知能(AI)サーバーとデータセンター向けの高級能動・受動部品の引き合いの恩恵を受け、今年の業績は持続的な成長が見込まれる。
下半期の見通しについて、堡達は、世界経済の安定化と新興アプリケーションの拡大に伴い、引き続き事業の回復力を強化し、市場の成長機会を捉えると説明した。
堡達は午後にオンライン法人説明会を開催し、李茂洋総経理は、同社は引き続きAIアプリケーションによる高級製品の引き合いの恩恵を受け、日本パナソニックからの継続的な部品調達で対応していると述べた。エンドカスタマーの拠点は中国本土以外、例えば東南アジア市場へとシフトしており、堡達の納入もエンドカスタマーの需要に応じてベトナムなどに移行しているが、全体の納入に影響はないと述べた。
李茂洋総経理は、堡達はネットワーク通信機器分野でも、AIアプリケーション向け800Gスイッチの引き合いの恩恵を引き続き受けていると指摘した。
積層セラミックコンデンサ(MLCC)などの受動部品の価格動向について、李茂洋総経理は、受動部品は依然として高値圏にあり、さらなる値上げの可能性を排除できないと評価した。
堡達は、今年はAI、車載電子、新エネルギーなどのアプリケーションの継続的な推進により、電子産業の需要は堅調な成長を維持し、高級アプリケーションが市場の勢いを押し上げていると説明した。受動部品市場は、高級製品ラインの需要に牽引され、徐々に強化されている。
市場の変化に対応し、堡達は、在庫管理、供給の柔軟性の向上、安定したキャッシュフローに重点を置き、外部の不確実性の影響を低減すると述べた。
堡達は、半導体とエンド市場の動向を引き続き注視し、調達と出荷戦略を柔軟に調整すると指摘した。
資料によると、堡達の主要代理製品には、日本パナソニックの導電性高分子コンデンサ、パナソニック電子部品、日本指月電機(Shizuki)のコンデンサなどがあり、さらにCO2ヒートポンプ、細胞培養装置なども手掛けている。現在、AIサーバーおよびサーバー全体の業績に占める割合は約14%である。(編集:楊凱翔)1150605
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:產業