(中央社ニューデリー5日総合外電)インドの政治風刺ネットワークコミュニティ「ゴキブリ人民党(Cockroach Janta Party、CJP)」の創設者は、5日に首都ニューデリーへ飛び、ソーシャルメディアで話題となった反政府運動を街頭に持ち込む準備をしていると述べた。

フランス通信(AFP)が報じたところによると、このネットワーク運動の発起人は、現在30歳で米ボストン大学を卒業したアビジート・ディプケ氏。同氏は現在アメリカからインドに帰国中であり、6日に教育相に対する平和的なデモを開催する許可を警察に申請する計画であると述べた。

「ゴキブリ人民党」という風刺団体の名称は、インドのモディ首相が所属するインド人民党(BJP)を意識したもので、先月結成されて以来、ソーシャルメディアで数百万人のフォロワーを獲得している。

「ゴキブリ人民党」の誕生は、インド最高裁判所のスーリヤ・カント判事が、ある審理で政府を批判する若者を「ゴキブリ」や「寄生虫」と呼んだと報じられたことに端を発する。カント判事は後に、この発言は文脈を切り取られたものだと説明した。

ディプケ氏は米国留学前に、小老百姓党(AAP)に所属していた。同氏は5月16日にこの架空の政党のネットワークアカウントを開設した。

同氏は、複数の重要試験で異常な状況が発生し、国民の不満を招いているとして、ダルメンドラ・プラダーン教育相に辞任を要求する構えだ。

インドのラダック地域で著名な社会活動家、ソナム・ワンチュク氏もデモに参加する意向を示している。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:事件