(台北5日中央社電)中国共産党解放軍の通報によると、オランダ海軍のデ・ロイテル級フリゲート艦が先週、南シナ海で艦載ヘリコプターを発艦させ、領有権争いのある西沙諸島空域に進入した後、台湾海峡を通過した。オランダ側はこれまで、同艦がインド太平洋地域で航行の自由を任務としていると説明している。

共軍東部戦区の微信公衆号は5日夜にニュースリリースを発表し、東部戦区報道官の徐承華氏が、5月27日以降、オランダのデ・ロイテル級フリゲート艦(HNLMS De Ruyter、艦番号F804)の艦載ヘリコプターが「違法に西沙領空に侵入」し、引き続き台湾海峡を航行したと述べた。

徐氏は、東部戦区が海空戦力を組織し、オランダ艦の航行行動を全行程にわたって監視・警戒し、効果的に対応・処置したと主張した。同氏はデ・ロイテル号の台湾海峡通過時期については明らかにしなかった。

これに先立ち、共軍南部戦区は5月27日、デ・ロイテル級フリゲート艦が同日「違法に中国の西沙諸島に侵入」し、複数回にわたり艦載ヘリコプターを発艦させ「我が国の領空に侵入した」と通報した。

南部戦区報道官の田軍里氏は、南部戦区が海空戦力を組織し、法と規則に従い、音声警告、警告的な電子妨害などの必要な措置を講じて、外部への威嚇と追い払いを行ったと主張した。

オランダ海軍のフェイスブックページによると、デ・ロイテル号は5月22日にフィリピンに到着し、3日間の訪問を行った。

オランダ駐フィリピン大使館は5月23日、今回の訪問はコードネーム「パシフィック・アーチャー」の展開作戦の一部であり、インド太平洋地域に重点を置いた計画的な任務であると発表した。この任務は、海洋安全保障、航行の自由、そしてフィリピンを含む地域パートナーとの関係深化に対するオランダの継続的なコミットメントを示すものである。(編集:楊昇儒/陳正健)1150605

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  • 出典:中央社 CNA
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