(中央社記者 林敬殷 台北3日電)台電の雲林県麦寮風力発電機が5月31日に火災を起こしたことを受け、経済部の頼建信次長は3日、龔明鑫経済部長が老朽機種の全面点検を指示しており、すでに作業を開始していると述べた。同型76基については、台電に対し1ヶ月以内の巡視点検を要求。改善策については、エネルギー署に対し3ヶ月以内に点検結果を踏まえ、維持管理や運転要件などを含めた改善策を提出するよう指示した。

立法院経済委員会では午前中、土石採取法の一部条文改正案などが審査された。

台電の麦寮風力発電所17号機は5月31日正午頃に突然火災を起こし、原因は現在も調査中である。国民党の楊瓊瓔立法委員は質疑で、政府は風力や太陽光などの再生可能エネルギー設備容量の成果ばかり強調し、発電機の維持管理や使用年数について国民に説明していないと批判。今回の事件を受け、エネルギー機器の老朽化サイクル、維持管理体制、更新や安全管理に関する方針をただした。

頼次長は、老朽機種の全面点検は龔部長の指示によりすでに実施中であり、同型76基については台電に1ヶ月以内の巡視点検を求めていると説明。改善策については、エネルギー署が3ヶ月以内に点検結果を基に、維持管理や運転要件などを含めた改善策をまとめるとした。

楊瓊瓔氏は、政府は国民に対して国内のエネルギーは「量が十分で価格が安定している」と説明していると指摘。頼次長は、それが現在の目標であり成果でもあるとし、冬季分を含め天然ガスや石油については関連案件を掌握していると述べた。例として、95無鉛ガソリンは台湾では中油の協力により1リットル33.9台湾元だが、シンガポールでは85.1元、韓国では50.8元だと挙げた。

しかし楊瓊瓔氏は、工業用電気料金が最近5%値上げされたことで、末端のインフレや工業コストの上昇を招き、「量足りて価格安定」の成果が損なわれるのではないかと疑問を呈した。

頼次長は3回「ない」と答え、値上げされたのは工業用天然ガスであり、工業用電気の販売価格とコストの差は非常に大きいと説明した。(編集:蘇志宗)1150603

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  • 出典:中央社 CNA
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