南シナ海・スカボロー礁に新たな構造物か、フィリピンが調査

フィリピンの特別作業部会は3日、南シナ海のスカボロー礁(Scarborough Shoal、中国名・黄岩島)に新たな構造物が出現したとの情報を調査していると発表した。フィリピン国防長官テオドロ氏は5月30日、シンガポールでのシャングリラ対話の際にこの情報を受け取った。米国拠点の海洋監視団体「シーライト」が公開した画像には、環礁の入り口付近に構造物らしきものが写っている。
國際NQ 0/100出典:PR Times

📋 記事の処理履歴

  • 📰 発表: 2026年6月3日 23:09
  • 🔍 収集: 2026年6月3日 23:22(発表から13分後)
  • 🤖 AI分析完了: 2026年6月6日 16:22(収集から64時間59分後)
(中央社マニラ3日総合外電)フィリピンの特別作業部会は3日、南シナ海のスカボロー礁(Scarborough Shoal、別名・民主礁)に新たな構造物が出現したとの情報を調査していると発表し、フィリピンの主権に影響を及ぼす可能性のある動向を真摯に受け止めていると付け加えた。

ロイター通信によると、フィリピン国防長官ジルベルト・テオドロ氏は5月30日、シンガポールで開催された「シャングリラ対話」の会合の合間に記者団に対し、スカボロー礁に構造物が出現したとの一次情報を受け取ったと述べた。2012年の中国とフィリピンの対峙以降、同海域は事実上中国の支配下にある。

テオドロ氏は「それが何であるかはまだ分からないため、一次情報として扱っている。時折、彼らはそこにブイやその他のものを設置することがあり、外部から流れ着いた可能性もある」と述べた。

西フィリピン海国家作業部会(National Task Force for the West Philippine Sea)は3日の声明で、「フィリピン政府は、西フィリピン海における国家主権、主権的権利、管轄権に影響を及ぼす可能性のある動向を真摯に受け止めている」と表明した。

西フィリピン海とは、フィリピンが南シナ海の自国排他的経済水域(EEZ)内の海域を呼ぶ際に用いる名称である。

同作業部会は、政府関係機関が監視ツールを活用して新たな構造物の状況を確認していると述べた。声明ではまた、フィリピンは海洋権益を断固として守り、国際法を遵守し続けると述べている。

テオドロ氏と西フィリピン海国家作業部会は、いずれも詳細を明らかにしていない。一方、米国に拠点を置く海洋監視団体「シーライト」(Sealight)が2日に公開した画像には、スカボロー礁の環礁入口付近に構造物らしきものが写っている。

スカボロー礁は重要な漁場であり、フィリピン西岸沖200キロメートル、最も近い中国本土である海南島からは874キロメートル離れている。

在マニラ中国大使館はロイターのコメント要請に即座に応じなかった。(編集:楊昭彦)