米国がダバオに燃料貯蔵拠点を計画 フィリピン軍:南シナ海での抑止力を向上

フィリピン海軍の南シナ海問題報道官は、米国がフィリピン南部のダバオ地方に燃料貯蔵拠点を設置する計画について、南シナ海での「抑止効果」を備えることになると述べた。施設は人道支援や海上部隊の展開を支援し、フィリピンによって管理されるという。
regulationNQ 75/100出典:PR Times

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  • 📰 発表: 2026年4月10日 16:48
  • 🔍 収集: 2026年4月10日 17:00(発表から12分後)
  • 🤖 AI分析完了: 2026年4月15日 18:50(収集から121時間49分後)
フィリピン海軍の南シナ海問題報道官であるロイ・ビンセント・トリニダード(Roy Vincent Trinidad)氏は本日、南シナ海に関するシンポジウムの会場外でメディアの取材に応じ、関連施設は「抑止効果」を備えることになると述べたが、どの国を対象としているかは明言しなかった。

トリニダード氏によると、燃料貯蔵施設は比米の「防衛協力強化協定(EDCA)」や「訪問軍協定(VFA)」などの枠組みの下で建設されるという。同氏は、施設の所有権はフィリピンに属し、フィリピンによって管理されると強調した。

トリニダード氏は、燃料貯蔵施設は人道支援・災害救援(HADR)、海上安全保障、および海上部隊の展開を支援できると語った。フィリピン海軍はこの計画を歓迎している。

米海軍協会のニュースサイト(USNI News)の7日の報道によると、米国防兵站局(DLA)は3月、フィリピン南部のダバオ地方(Davao region)に「国防燃料支援拠点(DFSP)」を設置するよう請負業者に要請した。貯蔵規模は4100万ガロンに達し、海軍の蒸留燃料F76や航空機用燃料JP5などが含まれる。

報道によると、国防燃料支援拠点が稼働すれば、米海軍の艦艇はスービック港やマニラ港以外の代替地点で燃料を補給できるようになる。

新設される燃料貯蔵施設が敵対国の攻撃目標になる可能性について、トリニダード氏は、この脅威よりも、南シナ海における「信頼できる抑止力」の欠如のほうがフィリピンにとって不利であると述べた。

中国は歴史的権利に基づいて南シナ海の大部分の海域の領有権を主張している一方、フィリピンは国連海洋法条約(UNCLOS)を援用し、200海里の排他的経済水域内の資源を独占できると主張しており、両国間で係争海域での衝突が頻発している。

フィリピン沿岸警備隊は昨日、中国がミスチーフ礁(美済礁)とスビ礁(渚碧礁)周辺で、通過するフィリピンの公用機に向けて照明弾を発射したと非難した。

トリニダード氏は本日、中国側の行為を「違法で、非専門的かつ不安全」と非難し、その目的は中国の南シナ海における長期的な「不法な存在」を常態化し、正当化することにあると述べた。(編集:陳妍君)1150410