【人材紹介トレンド】新卒採用コスト、中小企業と大企業の差は1.4倍。全7業界22区分・会社規模別の新卒採用動向レポートを公開。

circus株式会社は、自社運営の人材紹介プラットフォーム「circusAGENT」の2025年度新卒選考データに基づき、採用動向レポートを公開しました。調査の結果、従業員100名未満の中小企業は、大企業と比較して約1.4倍の採用コスト(紹介手数料)を負担し、提示年収も高い傾向にあることが判明しました。売り手市場が続く中、中小企業が優秀な学生を確保するために人材紹介サービスを活用し、条件面で競争力を高めている実態が浮き彫りとなりました。
businessNQ 54/100出典:PR Times

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  • 📰 発表: 2026年5月28日 14:30
  • 🔍 収集: 2026年6月1日 02:01(発表から83時間31分後)
  • 🤖 AI分析完了: 2026年6月2日 00:12(収集から22時間11分後)
人材紹介プラットフォーム「circusAGENT(サーカスエージェント)」を運営するcircus株式会社(所在地:東京都中央区、代表取締役:矢部 貴志)は、同プラットフォームにおける2025年度の新卒選考データを基に、「新卒採用動向トレンドレポート」を公開しました。

レポート概要
対象データ:人材紹介プラットフォーム「circusAGENT」において内定承諾となった新卒求人の選考データ
対象期間:2025年4月1日~2026年3月31日
サンプル数:665

全体・会社規模別平均
「circusAGENT」における2025年度の新卒選考データを集計した結果、全体および会社規模別の想定年収・紹介手数料の平均値は以下の通りとなりました。
100名未満の企業における新卒紹介の紹介手数料平均は76.1万円(料率21.1%)となっており、1,000名以上の大企業の53.8万円(料率17.5%)と比較して約1.4倍の採用コストをかけていることが分かりました。提示される想定年収の平均についても、1,000名以上の大企業が308.0万円であるのに対し、100名未満の企業では361.1万円と、中小企業の方が高い条件を提示していることが分かりました。

過熱する売り手市場と、人事が直面する「工数・質」の課題
このように中小企業が若手の採用に高いコストをかける背景には、近年の新卒採用における構造変化があり、実際に、中途採用だけでなく新卒採用においても人材紹介を活用する企業は増加傾向にあります。リクルートによる「就職白書」では、2027年卒の採用手法として2割の企業が「人材紹介」を活用予定と回答しており、2018年卒と比較すると直近10年で約2倍と増加傾向が見られました。
その要因として挙げられるのが、人事担当者の工数負担の増加と求職者の質の追求です。パーソル総合研究所の調査によると、近年の新卒採用において47.4%の企業で「採用にかかる工数・負荷が増加している」という実態が判明しました。さらに、キャリタスが実施した調査では、「人数の確保よりも学生の質を優先」とする回答が72.1%にのぼっています。長く続く売り手市場の中で、「いかに工数をかけずに、自社の採用要件に合う学生を集められるか」が重要となっています。
こうした「工数削減」と「質の担保」を同時に実現する手段として、集客工数を最小限に抑えつつ、自社に合った学生とのマッチングが期待できる人材紹介のニーズが高まっています。今回のデータで、100名未満の中小企業の想定年収(361.1万円)や紹介料率(21.1%)が最も高くなっている背景には、激化する学生の獲得競争において、大企業以上の条件や報酬を設定しなければ、優秀な学生を採用することが難しいという中小企業の採用環境の現状が数字として表れる結果となりました。

業界別平均
次に主要7業界・22区分に分けて調査した結果、想定年収・紹介手数料の平均値は以下の通りとなりました。
人材業界内では、「人材紹介」は想定年収平均354.0万円、紹介手数料平均91.1万円、紹介手数料率25.7%といずれも平均値を大きく上回る数値となっています。IT・コンサル業界では、「IT・Webサービス」が379.9万円で今回の調査対象の中でも最も高い水準となりました。広告・PR業界において、「広告代理店」は想定年収平均(315.8万円)は全体平均を下回っているにも関わらず、紹介手数料(96.0万円)と料率(30.4%)は全体平均を大きく上回る結果となりました。不動産業界では「建設・インフラ」が全体平均より50万円以上の給与水準となっており、新卒採用への意欲の高さが数字に表れる結果となりました。商社・メーカー業界では、「商社」が想定年収(367.0万円)と業界平均を大きく押し上げる結果となりました。インフラ・物流・流通業界では、「エネルギー・インフラ」は、想定年収平均(366.2万円)、紹介手数料平均(99.4万円)、紹介手数料率(27.1%)のすべてが全体平均を超える結果となりました。サービス業界では、「飲食レストラン」は想定年収は平均並みですが、紹介手数料85.8万円・紹介手数料率26.6%と高めに設定していることが分かりました。

総括
今回の調査結果から、新卒採用における想定年収や紹介手数料の基準には、企業規模や業界ごとにそれぞれ異なる傾向があることが分かりました。今後、さらに激化していく売り手市場の中で、企業が優秀な学生を採用するためには、単に採用コストを投じるだけではなく、採用工数を最小限に抑え、学生と深く対話する時間を増やすことが重要です。当社は今後も、「circusAGENT」を通じて透明性の高い市場データを提供し続けるとともに、採用企業・エージェント・求職者が「三方よし」となる公平かつ最適なマッチング環境の構築を進めてまいります。

よくある質問

中小企業の新卒採用コストは大企業と比べてどの程度高いですか?

従業員100名未満の中小企業は、1,000名以上の大企業と比較して約1.4倍の採用コスト(紹介手数料)をかけています。

なぜ中小企業は高い採用コストをかけて人材紹介を利用するのですか?

売り手市場の中で優秀な学生を確保するため、大企業以上の条件を提示し、かつ採用工数を削減して効率的にマッチングを行う必要があるためです。

今回の調査対象となったデータは何ですか?

人材紹介プラットフォーム「circusAGENT」における、2025年4月1日から2026年3月31日までの新卒求人の選考データ(サンプル数665)です。

業界によって採用コストに違いはありますか?

あります。例えば人材業界の人材紹介や広告代理店などは平均を大きく上回る手数料率となる一方、美容・フィットネスなどは平均を下回る傾向があります。

circusAGENTとはどのようなサービスですか?

採用企業と人材紹介エージェントを繋ぐBtoBプラットフォームで、求人を一括でエージェントに依頼し、採用取引を効率化するサービスです。