千葉大学×京葉銀行ecoプロジェクト2025年度報告会を開催―産学連携でSDGs推進、学生62名が多様な環境活動を展開―

国立大学法人千葉大学と京葉銀行は、SDGs達成に向けたecoプロジェクトの2025年度報告会を開催しました。62名の学生が産学連携で多様な環境活動を展開し、地域社会の環境意識向上と環境負荷削減に貢献し
イベントNQ 62/100出典:PR Times

📋 記事の処理履歴

  • 📰 発表: 2026年4月4日 00:00
  • 🔍 収集: 2026年4月3日 17:10
  • 🤖 AI分析完了: 2026年4月21日 03:14(収集から418時間4分後)

国立大学法人千葉大学の環境ISO学生委員会と株式会社京葉銀行(以下、京葉銀行)は、2017年度よりSDGs達成に向けて、協同でecoプロジェクトを実施しています。3月17日(火)に、2025年度の活動を振り返る実施報告会を行いました。

本プロジェクトについて

名称:千葉大学×京葉銀行ecoプロジェクト ~7色の虹を千葉から未来へ~
目的:産学連携というパートナーシップのもと、気候変動をはじめとする地球環境問題の解決に向けたSDGsの達成に寄与していくとともに、地域の環境負荷削減と環境意識向上に貢献する。
主体:千葉大学環境ISO学生委員会、京葉銀行
開始:2017年7月
公式サイト:https://www.keiyobank.co.jp/ir/eco_project/

2025年度実施報告会

日時:2026年3月17日(火)15:00 ~ 16:00
場所:京葉銀行千葉みなと本部 ガーデンホール
報告対象者:千葉大学 横手幸太郎学長、京葉銀行 藤田剛取締役頭取

2025年度報告書https://www.keiyobank.co.jp/sustainability/environment/chiba-u_project/pdf/report2025.pdf

出席した8名の学生が発表
頭取と学長からのコメント

報告内容

2025年度は62名の学生がプロジェクトに参加し、既存企画の確立とともに新企画も加えながらSDGsを啓発していくターゲットの幅も広げ、さまざまな経験を積むことができました。

1)京葉銀行による学生委員会の環境活動支援

京葉銀行のご寄付により、学生委員会の環境活動を支援していただいています。主に旅費等の支援により、学生委員会のメンバーが国内外の環境に関する会議や交流会等に参加しています。

今年度はマレーシアへの留学プログラムを実施し、マレーシア国民大学に学生を派遣する渡航費の一部を支援することができたほか、タイ・チュラロンコン大学で開催された国際会議や、沖縄や北海道で開催された国内会議にも学生を派遣できました。また、Chiba Winter Fes 2026にも協賛していただきました。

マレーシアでの留学とフィールドワークでは、現地の環境問題を実感し、地球環境についてより深く考える機会となりました。また、海外の留学生や現地学生との交流を通じて、国ごとの環境政策や取り組みの違いを学び、柔軟な視点を得ることができました。この経験を今後に活かし、環境保全や社会への貢献につなげていきたいという意欲が学生から多く聞かれました。

2)学生による「エコアクション21」取得コンサルティング

京葉銀行の取引先企業に対し、学生が企業の「エコアクション21」※取得のコンサルティングを行っています。本年度は、前年度から継続している2社に加え、新たに1社のコンサルティングを開始し、計3社の支援を行いました。そのうち1社が12月に認証登録完了しました。
※環境省が策定した環境マネジメントシステムのガイドラインで中小企業を主な対象とした規格です。

コンサルティングの様子

3)学生発案の7つの環境貢献企画
地域の方や企業の方など幅広い層に対して、SDGsや環境意識の啓発を行う企画です。主に学生が具体的な計画やコンテンツの作成と当日の運営を行い、京葉銀行は関係先との交渉や開催の段取りを行うという役割分担です。

① Let's Study SDGs

「楽しむだけで終わらないワークショップ」をテーマとして2023年度にスタートした企画で、小学校の放課後学童クラブ等を対象に、SDGsに関するレクチャーと工作ワークショップを行う企画です。

3年目に入った今年度は、講義とワークショップそれぞれの内容にブラッシュアップを図り、劇の芝居を使った講義と、SDGsすごろく、ゴミ釣りゲーム、古着でバッグ作成などのワークショップを行いました。9校で実施することができました。

②こどもエコまつり

子どもたちに環境について考える機会を提供する体験イベントを実施する企画です。今年度は、そごう千葉店のご協力もあり、さまざまなコンテンツが楽しめるイベントを2回(5月・3月)実施しました。


③古着市

古着を京葉銀行の行員や学生、教職員、地域の方々から集め、それを地域住民に販売する過程を通して、リユース意識を高めること、また、得られた収益をSDGsに取り組んでいる団体に寄付をすることで、社会貢献を行うことが目的の企画です。今年度は6回実施して、600人以上の方が来場し、200着ほどをリユースすることができました。また、昨年度の活動から、「なぜリユースすべきか等の啓発を行い『服を長く使おう』という意識を広めるべき」という改善案があったため、今年度は啓発資料を作成して、来場者に配布する取り組みを行うことができました。

古着市の様子と配布した啓発資料


④ダイバーシティ企画

環境という枠組みを超えて、SDGsの一環としてダイバーシティ啓発を扱う企画です。LGBTQ+の理解促進を目指した企画に加え、2024年度からは発達障害をテーマに理解を深める企画を行い、今年度も10月に『基礎からわかる発達障害』講習会と題した研修を、環境ISO学生委員会の学生向けに行いました。

⑤紙芝居企画

過去に環境ISO学生委員会が制作した環境教育用の紙芝居をリニューアルし、製本化する企画を進めました。幼児や小学生が楽しく環境について学べるよう、表現やイラストを見直して内容を改善しました。今年度は海洋ごみについて取り上げた「うみちゃん物語」を含む2作品を修正し、それぞれ3部ずつ製本化しました。今後は、施設等への贈呈や読み聞かせの上演などを通じた活用も検討しています。

うみちゃん物語

⑥バリアフリー企画

社会の福祉意識が高まる中、バリアフリーについて多くの人に知ってもらうことを目的に企画し「Chiba Winter Fes 2026」に出展しました。親子連れを中心に、クイズで街中のハード面のバリアフリーについて知ってもらったうえで、車いす体験を通してバリアを感じている人の身になって考え、行動を起こせる「心のバリアフリー」の意識啓発を行いました。当日は251人が来場し、「移動の大変さが分かった」「学びのある企画だった」などの感想が寄せられ、新企画ながら、多くの来場者にバリアフリーへの理解と行動のきっかけを提供する機会となりました。

よくある質問

千葉大学と京葉銀行のecoプロジェクトとは何ですか?

2017年から実施されている産学連携プロジェクトで、SDGs達成と地域社会の環境意識向上を目指しています。

2025年度の報告会の主な成果は何でしたか?

62名の学生が参加し、国際交流、企業コンサル、地域イベントなど多岐にわたる環境活動を展開し成果を報告しました。

どのような学生主導の環境活動が行われましたか?

エコアクション21コンサル、SDGsワークショップ、子ども向けエコ祭り、古着市、ダイバーシティ・バリアフリー啓発などがあります。