竹林整備から「資源循環」の新たなフェーズへ アストラゼネカ・岸和田市・大阪府がアドプトフォレスト協定を更新

アストラゼネカ、岸和田市、大阪府は「アドプトフォレスト」協定を2026年4月30日から2031年4月29日まで更新した。今後は竹林整備に加え、伐採した竹を資源として活用し、森林から海域へつながる「地域循環共生圏」モデルの構築を目指す。
その他NQ 90/100出典:PR Times

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  • 📰 発表: 2026年5月19日 23:00
  • 🔍 収集: 2026年5月19日 14:31
  • 🤖 AI分析完了: 2026年5月20日 10:24(収集から19時間52分後)
アストラゼネカ株式会社は、2021年より実施してきた大阪府が推進する、事業者が環境保全の一環として「森づくり」に取り組むための制度「アドプトフォレスト アストラゼネカの森」協定について、2026年4月29日の期間満了に伴い、4月30日付で新たに5年間の協定を、岸和田市、大阪府と締結しました。5月20日の「森林の日」を前に、森林の再生と資源循環、さらには地域・海域環境への貢献を見据えた本取り組みの新たな展開をお知らせします。

本協定において、私たちは伐採した竹を資源として高度に活用する取り組みへと発展させることで、森林から地域、そして海へとつながる「地域循環共生圏」のモデル構築を推進します。本取り組みの対象となる森は、社員一人ひとりの思いを込めて、社内では「あすのもり」と呼ばれています。この名称には、地域とともに未来へと育っていく森でありたいという願いが込められています。

これまでの成果として、2021年から2026年の5年間で、アストラゼネカの対象区域約0.9ヘクタールのうち、約0.5ヘクタールの整備を完了しました。また、社員およびその家族のべ約800人が参画し、密生した竹林を伐採するとともに、土中に埋もれていたごみの回収などの活動を実施しました。これらの取り組みにより林床への採光が確保され、生態系の回復が促されました。結果、フクロウの生息確認に加え、タカサゴユリや野イチゴの自生、日本固有種の「シュレーゲルアオガエル」が見られるなど、豊かな生物多様性が着実に戻りつつあります。

岸和田市長の佐野英利氏は次のように述べています。「アストラゼネカさま、大阪府さまとの強力なパートナーシップが継続されることを大変喜ばしく思います。これまでの活動で放置された荒廃竹林だった対象地には光が差し込み、生き物たちが戻ってきました。これからは、本市が注力している『竹資源の有効活用』をこの協定の柱に据え、森林の再生が海の豊かさ、そして地域経済の活力につながる『地域循環共生圏』の先駆的なモデルをここ岸和田から発信してまいります。公民連携の新たな地平を切り拓く本プロジェクトに、大きな期待を寄せています」。

大阪府 泉州農と緑の総合事務所長は次のように述べています。「これまでの5年間にわたる精力的な活動に深く感謝申し上げますとともに、今回、本協定の再締結に至りましたことを大変嬉しく思います。岸和田市をはじめとする泉州地域では竹林の拡大が進んでおり、これを適正管理することは、景観の改善や生物多様性向上にとどまらず、地域の交流促進や土砂災害の防止等の観点からも非常に重要な活動です。今後5年間は、これまでの活動に加え、循環型社会の実現に向けた竹資源の活用にも取り組まれることとなっており、本府の持続可能な森づくりの先進事例となることを期待しております」。

当社の代表取締役社長アンドリュー・バーネットは次のように述べています。「アストラゼネカは、アドプトフォレストの取り組みを通じて、岸和田市および大阪府の皆さまとともに自然環境の再生に取り組んできました。多くの社員や家族が参加し、林床環境の改善や生物多様性の回復に寄与できたことを誇りに思います。今回の協定更新により、これまでの成果を基盤に、次の5年間は竹を資源として活用する新たな段階へ進めることを嬉しく思います。人の健康は健全な地球環境に支えられており、今後も地域の皆さまと協働し、次世代につながる価値の創出に貢献してまいります」。

【新協定の概要】(2026年~2031年)

- 協定の名称:「アドプトフォレスト アストラゼネカの森」協定
- 協定期間:2026年4月30日 ~ 2031年4月29日(5年間)
- 活動場所:ゆめみヶ丘岸和田の自然エリア(岸和田市稲葉町) 対象区域:約0.9ヘクタール
- 当事者:岸和田市、アストラゼネカ株式会社、大阪府
- 協定の目的:
① 竹林の適正管理を通じた森林生態系の健全化
② 竹資源の循環的利用による、森林から海域に至る自然環境の保全
③ 温室効果ガス削減および地域の脱炭素への貢献
④ 企業・地域・行政の共創による「地域循環共生圏」モデルの形成と発信

【今後のビジョン】:整備から「活用」のフェーズへ

- 資源循環の推進:伐採した竹を建材、土壌改良材、炭化による資材等として高度に活用。
- 海域環境への貢献:竹資源を魚礁や環境改善材として活用し、流域を通じて大阪湾の生態系保全につなげる。
- 脱炭素への寄与:竹の炭化等による炭素固定を促進し、気候変動対策としての機能を強化。

よくある質問

「アドプトフォレスト」とはどのような活動ですか?

事業者が地域と協力し、森林の保全や整備を行う環境活動制度です。アストラゼネカは岸和田市で実施しています。

伐採された竹はどのように活用されますか?

新協定に基づき、建材や土壌改良材、炭化資材、さらに魚礁などの環境改善材として活用される予定です。

どのような生物が戻ってきましたか?

フクロウやシュレーゲルアオガエルなどの希少な生物や、タカサゴユリなどの植物が確認されています。