2026年度新入社員は“AIネーティブ予備群” 92.6%が「仕事でのAI活用必要」/情報の正確性、思考・創造力の低下に不安

ALL DIFFERENT社の調査で、2026年新卒の92.6%が仕事でのAI活用を必要と感じていることが判明。彼らはAIを日常的に使う一方、情報の正確性や思考力低下に懸念も抱いており、企業側のAI教
researchNQ 100/100出典:PR Times

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  • 📰 発表: 2026年4月3日 20:06
  • 🔍 収集: 2026年4月3日 11:30
  • 🤖 AI分析完了: 2026年4月18日 01:42(収集から350時間12分後)

累計20,000社460万人以上の組織開発・人材育成を支援するALL DIFFERENT(オールディファレント)株式会社(所在地:東京都千代田区 代表取締役社長:眞﨑大輔)および「人と組織の未来創り🄬」に関する調査・研究を行うラーニングイノベーション総合研究所🄬は2026年1月20日~3月4日の期間で、2026年に企業に入社する新入社員を対象に、「入社直前意識調査」を行いました。本リリースでは、26卒のAI活用に関する意識について調査・分析した結果を公表いたします。

背景

日々、進化を続ける人工知能(AI)。すでに多くの企業で生成AIの活用が導入されており、業務の効率化や生産性の向上だけでなく、新規事業やイノベーションの創出など様々な模索が行われています。

2026年度の新入社員は子供のころからスマホやSNSに触れてきており、学生時代にオンライン授業を経験した人も多い世代です。さらに、効率を重視する傾向が強く、生成AIを日常的に使用している初めての世代でもあります。

そんな2026年度新入社員は今まで生成AIをどのように活用し、また今後仕事でどのように向き合っていきたいと考えているのか、AI活用に関する調査を行いました。

調査概要

  • 2026年度新入社員の86.1%が生成AIを使用。約4人に1人が「ほとんど毎日使う」と回答

  • 生成AIの利用目的は「調べものや情報収集」が約半数。「思考の整理」「アイデア出し」が続く

  • 生成AIを使うときの工夫、「自分でも一度考えたり調べたりした」は5割超

  • 生成AIを使う不安、「情報の正確性」は7割超でダントツ。約半数が「思考・創造力の低下」を危惧

  • 生成AIが就職活動に与えた影響、「特になし」が3割超。「自分の軸が明確になった」などポジティブ項目が続く

  • 働くうえでAIの活用、「非常に必要」「やや必要」が91.8%。「使わないという選択肢ない」の声も

  • 生成AIの進化による将来や今後の仕事への影響、「不安を感じない」が53.4%で、「感じる」やや上回る。不安の内容は、「自分の仕事が置き換わる」がトップ

調査結果

1. 2026年度新入社員の約9割が生成AIを使用。約4人に1人が「ほとんど毎日使う」と回答

まず、生成AI(ChatGPTやGemini、Copilot など)をどのくらいの頻度で使っているか、質問しました。

結果、「ほとんど毎日使う」(23.7%)、「週に数回使う」(42.5%)、「月に数回使う」(19.9%)、「ほとんど使わない」(9.4%)、「全く使わない」(4.5%)となりました。

2026年度に入社する新入社員の86.1%が日常的に生成AIを使っていると回答する結果となりました(図1)。

2. 生成AIの利用目的は「調べものや情報収集」が45.9%でトップ。「思考の整理」「アイデア出し」が続く

次いで、生成AIの利用目的について質問しました。

結果、「調べものや情報収集」の割合が最も高く、45.9%でした。「思考の整理」(39.8%)、「アイデア出し」(34.2%)、「メールの作成」(33.8%)、「勉強のサポート(専攻分野の勉強、資格試験、語学など)」(33.1%)が3割超で続き、さまざまな目的で利用していることが分かりました(図2)。

3. 生成AIを使うときの工夫、「自分でも一度考えたり調べたりした」は5割超

生成AIを使うときに工夫したことや注意したことについて聞いたところ、「自分でも一度考えたり調べたりした」が55.3%でトップ。「最適な結果を得るため、プロンプト(指示文)を工夫した」も、51.1%で半数を超えました。


しかし、「情報の正確性を確認した」は46.6%、「出力結果をそのまま使用せず、自分の言葉で表現しなおした」は44.7%と、半数以下となりました(図3)。

4. 生成AIを使う不安、「情報の正確性」は7割超でダントツ。約半数が「思考・創造力の低下」を危惧

次に、生成AIを使う上で不安に感じることを質問しました。


結果、「情報の正確性」が73.3%とダントツでした。次いで「自身で思考・創造する能力の低下」(54.1%)、「個人情報・プライバシーの保護」(48.1%)、「著作権上の問題」(33.5%)となりました(図4)。

5. 生成AIが就職活動に与えた影響、「特になし」が3割超。「自分の軸が明確になった」などポジティブ項目が続く

生成AIの存在が、就職活動や仕事選びにどのように影響したか聞きました。

最も多かったのは「特に影響はなかった」で36.5%でした。次いで多かったのが、「自分の価値観や大切にしている軸が明確になった」(28.2%)、「志望業界や職種の選択肢が広がった」(24.1%)、「キャリアに必要なスキルを考えるきっかけになった」(17.3%)とポジティブな回答が続きました。

一方、「自分のスキルが将来通用するか不安になった」(11.7%)、「スピードや競争が激化する不安を感じた」(10.9%)などのネガティブな影響に関する項目は1割程度にとどまりました。


回答全体を通して、ポジティブな影響に関する回答の割合が高く、ネガティブな影響に関する割合は低い傾向となりました(図5)。

6. 働くうえでAIの活用、「非常に必要」「やや必要」が91.8%。「使わないという選択肢ない」の声も

ここからは今後の仕事におけるAIの活用について2026年度新入社員がどのように考えているのか探ります。

これから働くうえで、AIを活用する必要性について聞いたところ、「非常に必要性を感じる」(48.9%)、「やや必要性を感じる」(42.9%)、「あまり必要性を感じない」(4.9%)、「必要性を感じない」(3.4%)でした。


91.8%の新入社員が「働くうえでAIは必要」と回答する結果となりました(図6)。

この質問に対して、その選択肢を選んだ理由を質問しました。

回答を一部抜粋してご紹介すると、「AIを使わないという選択肢はない」という声がある一方、「誰でも使用しているからこそ、他の人との差別化を速いうちから考えておくことが重要」「AIにできることとできないことを理解しておかないと代替される可能性がある」など、AIを活用するだけでなく、AIを「使いこなす必要性」も感じていることが伺えます(原文のまま)。

7. 生成AIの進化による将来や今後の仕事への影響、「不安を感じない」が53.4%で、「感じる」やや上回る。不安の内容は、「自分の仕事が置き換わる」がトップ

生成AIの進化によって、将来や今後の仕事に不安を感じるか質問しました。

結果、「非常に不安を感じる」は6.8%、「やや不安を感じる」は39.8%、「あまり不安を感じない」は43.6%、「全く不安を感じない」は9.8%でした。

「非常に不安を感じる」と「やや不安を感じる」の合計は46.6%、「あまり不安を感じない」と「全く不安を感じない」の合計は53.4%で、不安の有無はほぼ拮抗していましたが、不安を感じない層がやや高い割合となりました(図7)。

最後に回答者全員に、生成AIの進化によって、自身の将来や今後の仕事についての不安の内容について質問しました。

最も回答割合が高かったのは、「自分の仕事が置き換わる(仕事がなくなる・減る)」で27.2%でした。次いで「スキル(思考力・判断力など)の低下」(20.3%)、「期待される役割の変化」(15.5%)、「人間らしい価値(創造性・共感など)の低下」(12.5%)が続きました。「特にない」と回答したのはわずか0.4%でした。


まだ社会人として働いた経験がない新入社員も、AIの進化による自身の将来や仕事への影響を少なからず感じている様子がうかがえました(図8)。

よくある質問

2026年新入社員のAI利用率は?

86.1%が生成AIを利用経験ありと回答。約4人に1人が「ほとんど毎日使う」と答え、AIの利用が日常に浸透していることが示されました。

新入社員は仕事でのAI活用をどう見ていますか?

91.8%が「必要性を感じる」と回答。「使わないという選択肢はない」との声もあり、業務でAIを使うことを当然のこととして捉えています。

彼らがAI利用で最も懸念していることは何ですか?

「情報の正確性」が73.3%で最多でした。次いで「自身で思考・創造する能力の低下」も半数以上が懸念しており、利便性とリスクの両面を認識しています。