東大 松尾研発スタートアップ「2WINS」、「三菱UFJリサーチ&コンサルティング(MURC)」と自治体向け営業活動を支援するAI分析ツール「Gov Sales TM」(ガブ セールス)を共同開発

2WINSとMURCが自治体営業支援AI「Gov Sales TM」を共同開発。AIによる資料分析とマッチングで官民共創を推進する。
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  • 📰 発表: 2026年5月18日 20:00
  • 🔍 収集: 2026年5月18日 11:31
  • 🤖 AI分析完了: 2026年5月18日 11:54(収集から23分後)
東京大学発AIスタートアップ企業である株式会社2WINS(本社:東京都文京区、代表取締役CEO:小川椋徹、以下「2WINS」)は、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:池田 雅一、以下「MURC」)と共同で、自治体向け営業活動を支援するAI分析ツール「Gov Sales TM」(ガブ セールス)を共同開発しましたので、お知らせします。 

左より:2WINS 世良将之 、山口暁帆、代表取締役CEO 小川椋徹、MURC ソーシャルインパクト・パートナーシップ事業部 河村昌秀氏、小林慶佑氏、甲斐貴彬氏

■共同開発の背景・経緯

 少子高齢化や気候変動対応、デジタル化の加速により、地方自治体が直面する行政課題は複雑化の一途をたどっています。自治体が取り組む施策・事業も多岐にわたるようになり、民間企業のソリューションや専門知識を活用する動きも活発化しています。こうした背景から、民間企業には課題解決の担い手としての役割が求められ、自治体との新たなビジネス創出機会はかつてないほど拡大しています。

 一方、自治体営業には、予算書・議会録・施政方針等の大量の公開資料を精読する必要があり、担当者には高度な専門知識と膨大な調査時間が求められてきました。しかし実際の営業現場では、専門知識・経験の不足や人材育成に要する多大な時間・コスト、1件あたり数時間に及ぶ調査工数が、長年にわたる課題となっていました。そこで、この課題を解決すべく、MURCと2WINSが共同で開発し、このたび本サービスの提供開始に至りました。

■MURCとの連携について

左:2WINS代表取締役CEO 小川椋徹、右:MURC ソーシャルインパクト・パートナーシップ事業部長 河村昌秀氏

 MURCは、三菱UFJフィナンシャル・グループの総合シンクタンクとして、コンサルティング、政策研究・提言、経済調査、セミナー等を通じた人材育成支援など、幅広いサービスを提供するなかで培った知見と国内外にネットワークを有しております。一方、2WINSは、東京大学が位置する本郷を拠点に、基盤モデル技術から数理最適化アルゴリズムまで幅広いAI技術を武器に、パートナー企業の構造的な経営課題に対してスピード感を持って実践的な独自ソリューションを提供してまいりました。電力設備の老朽化検知をはじめとする社会インフラ領域でのAI実証(PoC)実績も持ち、幅広い業界での活用を進めております。

 MURCが全国約9割の自治体予算情報を独自に構造化したデータ基盤と2WINSが持つコア技術を組み合わせることで、高精度な自治体情報の収集・分析・マッチングを実現しました。

 今後も両社は継続的なシステム開発・改善を行い、データやAIを活用した自治体営業の効率化・高度化の推進に取り組んでまいります。

■各社代表コメント

ソーシャルインパクト・パートナーシップ事業部長 河村昌秀氏

共同開発のパートナーとして2WINS社を選んだ理由は、同社が東京大学松尾研発で国内トップレベルのAI技術力を有するとともに、課題抽出から実装・運用までを一気通貫で伴走し切る「現場実装力」を有しているからです。当社の持つ膨大で複雑な自治体データを、現場が真に使いこなせるプロダクトへと昇華させるには、彼らの泥臭いまでの実行力が不可欠でした。両社のパートナーシップから生まれた「Gov Sales」は、これまで民間企業にとってハードルが高かった自治体との接点を劇的に変革します。単なる営業効率化ツールではなく、全国の自治体が抱える課題に、最適な民間ソリューションが迅速に届く社会を創るエンジンです。この提携を起点に、全国の地域課題を持続可能な形で解決に導く「官民共創エコシステム」を、ビジネスの力で推進してまいります。

株式会社2WINS 代表取締役CEO 小川椋徹

私たち2WINSは、"勝たせるAI"を軸に、パートナー企業の本質的な課題に深く踏み込むことで社会価値を生み出すことを使命にしてまいりました。今回、MURC様が蓄積された全国自治体の深い知見・データ基盤と、私たちのAI技術を掛け合わせることで、「Gov Sales TM」という形で新たな価値を生み出せたことを大変光栄に思います。自治体営業の現場では、専門知識や調査工数の壁が長年の課題となっていましたが、本サービスがその壁を取り払い、民間企業と自治体の連携をより豊かにする架け橋となれれば幸いです。今後もMURC様とともに継続的な改善・進化を重ね、AIの力で日本全体の課題解決に貢献してまいります。

■サービス概要

サービス名:Gov Sales TM (ガブ セールス)

MURC提供開始日:2026年5月13日(金)

対象ユーザー:地方自治体を対象に営業活動を行う企業の担当者

提供形態:WEBサービス(有償)

主な機能:自治体情報・データの収集・分析/自社サービスとの適合度分析/自治体間の施策比較

■主な特長

・全国約9割の自治体予算情報を独自に構造化・データベース化

・議会録内の市長・幹部答弁を抽出し、次年度の施策・取り組み方針を予測

・自社商材の提案につながる具体的な予算(例:防災・減災対策費、DX推進費など)をピンポイントで提示

・自治体間の施策比較により、他自治体がすでに取り組んでいる領域や未着手領域を素早く発見

・自治体・担当課ごとの最適な提案内容をレポートで確認でき、担当者のスキルや経験に依存しない質の高い営業活動を実現

■三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 http://www.murc.jp/

三菱UFJフィナンシャル・グループの総合シンクタンクとして、東京・名古屋・大阪の3大都市を拠点に、国や地方自治体の政策に関する調査研究・提言、民間企業向け各種コンサルティング、経営情報サービスの提供、企業人材の育成支援、マクロ経済に関する調査研究・提言など、幅広い事業分野において多様なサービスを展開している。ソーシャルインパクト・パートナーシップ事業部は、自治体職員向け地方創生データベース「ナレッジシップ」や、このたび新たに提供を開始する「Gov Sales ™」などのサービス展開を通じて、地方創生に関わるあらゆるステークホルダーの皆さまへ有用な情報を提供し、社会課題の解決に貢献していく。

設立:2006年1月

所在地:東京都港区虎ノ門5-11-2 オランダヒルズ森タワー

代表取締役社長:池田 雅一

■株式会社2WINSについて https://www.2wins.ai/

2WINSは、東京大学が位置する本郷を拠点とする東大発AIスタートアップです。東京大学大学院出身研究者を中心として、国内最先端の言語系AI・画像系AIを強みに、パートナー企業の経営課題に深く踏み込む本質的なソリューションを提供します。単なるAIベンダーではなく、現場と経営の両観点を取り入れた課題設定から要件定義、PoC、研究開発・実装、運用まで一気通貫で伴走するAIパートナーとして、企業の成長を加速させます。日進月歩のAI技術の最新動向と問題解決力を掛け合わせ、"勝たせるAI"を企業の競争力へ。2WINSは、アカデミアとビジネスの架け橋として、AIの社会実装をリードします。2025年3月、東京大学「松尾研発スタートアップ®」に認定。

設立: 2022年2月17日

所在地: 東京都文京区本郷2-36-2 TM畑中ビル3F・4F

代表者:代表取締役CEO 小川椋徹

事業内容:AIソリューション事業

よくある質問

Gov Sales TMとはどのようなサービスですか?

民間企業のソリューションと自治体の行政課題をAIでマッチングする営業支援ツールです。自治体の予算書や議会録などの公開資料をAIが分析し、営業活動に必要な情報の収集・分析を自動化します。

開発に携わった企業はどこですか?

東京大学松尾研発のAIスタートアップ「株式会社2WINS」と、三菱UFJフィナンシャル・グループのシンクタンク「三菱UFJリサーチ&コンサルティング(MURC)」の共同開発です。

このツールを利用するメリットは何ですか?

自治体営業において1件あたり数時間かかっていた公開資料の調査工数を大幅に削減できるほか、高度な専門知識がなくても精度の高いマッチングが可能になります。

どのようなデータが活用されていますか?

MURCが独自に保有する、全国約9割の自治体予算情報を構造化したデータ基盤と、2WINSの基盤モデル技術や数理最適化アルゴリズムを組み合わせています。

サービスの提供開始日はいつですか?

2026年5月13日(金)から提供が開始されています。