『ことばのヤングケアラー』2026年5月下旬 全国発売:外国にルーツをもち、通訳を担うこどもの現実からみる教育のあり方

NPO法人ともくら代表理事のアジズ・アフメッド氏による初の書籍『ことばのヤングケアラー』が2026年5月下旬に全国発売される。外国にルーツを持ち、家族の通訳や行政手続きを担う子どもたちの現実を、著者の当事者としての経験と現在の支援活動の両面から描き、教育と社会のあり方を問いかける一冊。
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  • 📰 発表: 2026年5月23日 22:45
  • 🔍 収集: 2026年5月23日 14:31
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NPO法人ともくら 代表理事 アジズ・アフメッドによる初の書籍『ことばのヤングケアラー:外国にルーツをもち、通訳を担うこどもの現実からみる教育のあり方』が、2026年5月下旬、全国発売されます。

本書は、外国にルーツをもち、家族の通訳や手続きを担う“ことばのヤングケアラー”の現実を、当事者としての人生経験と、現在の支援活動の両面から描いた一冊です。

病院、学校、役所――。
家族の運命を左右する場面で、意味を取り違えることのできない“責任”を背負う子どもたち。

その一言が、安心にも絶望にも変わる。
だからこそ、その役割の重さを、子ども一人に委ねてはならない。

本書では、一人の少年の人生を通して、教育と社会のあり方を問いかけます。

## 「ことばのヤングケアラー」とは
外国にルーツをもつ子どもたちの中には、日本語を十分に理解できない家族に代わり、幼い頃から通訳や翻訳、行政手続きなどを担っている子どもたちがいます。

「学校からの配布物。病院での説明。保険や契約。役所での手続き。」

“日本語ができるから”という理由で、子どもたちは社会との橋渡し役を担っています。
しかし、その実態は十分に認識されておらず、支援制度も限定的です。

著者のアジズ・アフメッド自身も、9歳で日本へ移住後、“ことばのヤングケアラー”として家族を支えながら生活してきました。
現在は、群馬県を拠点にNPO法人ともくらを立ち上げ、外国にルーツをもつ子どもたちへの学習支援、多言語情報支援、居場所づくりなどを行っています。

## 本書の特徴
- 当事者としてのリアルな経験を収録
- 教育・福祉・人権の視点から社会課題を解説
- 学校現場で起きている実例を紹介
- “支援される側”ではなく、“共に暮らす社会”を提案
- 教育関係者・自治体・福祉関係者にも役立つ内容

## 目次(一部抜粋)
- Part1 ことばのヤングケアラー
- 日本の学校生活、初日「しゃけ弁当」という名の自己防衛
- 通訳という「誇り」と「怖さ」
- 「外国人の自分は、進学できるのか?」
- 「違い」は“恥”ではなく、“誇り”になる
- Part2 “共に暮らす”を実現するために
- 「NPO法人ともくら」3本柱の取り組み
- “持ち物”動画・高校進学ガイドブック
- 表現を通じた社会参加
- Part3 外国にルーツをもつ「いまは大人」の座談会
- 外国にルーツをもち、幼少期に「通訳」や「家族の支え」を担ってきた“いまは大人”の当事者4名と、ヤングケアラー支援に取り組む仲田海人さんを交えた座談会を収録。それぞれが抱えてきた「ことば」の壁や責任、学校生活での葛藤、そして大人になった今だから語れる経験を通して、“ことばのヤングケアラー”のリアルな声を届けます。
- Part4 ヤングケアラーという視点でみる「ことばのヤングケアラー」(執筆:仲田海人)

## 著者プロフィール
アジズ・アフメッド(AZIZ AHMED)
1999年パキスタン生まれ。幼少期をパキスタンで過ごし、9歳で来日。日本語がわからないなかで生活をスタートし、家族の通訳や手続きを担う「ことばのヤングケアラー」としての経験をもつ。その経験をもとに、「ことばのヤングケアラー」を提唱。外国にルーツをもつ子どもたちの見えにくい負担を社会課題として発信し、講演会・研修・教材開発などを展開している。
NPO法人ともくら代表理事 / 合同会社NowNever.代表社員 / 群馬県多文化共生・共創推進会議 委員。

執筆 仲田海人
作業療法士/栃木県ケアラー支援推進協議会委員。精神科病院、小児発達外来の作業療法士を経て、現在はフリーランスとして活動。自身も“きょうだいヤングケアラー”としての経験を持ち、家族支援やケアラー支援について情報発信・講演活動を行っている。

## 書籍情報
- 書籍名:『ことばのヤングケアラー』〜 外国にルーツをもち、通訳を担うこどもの現実からみる教育のあり方 〜
- ジャンル:社会・福祉
- 判型:A5判/212ページ
- 発行:2026年6月
- 定価:2,530円(税込)
- ISBN:978-4-86342-415-9
※予約商品の発送は5月中旬より順次発送予定
※書店発売は5月下旬予定

## こんな方におすすめ
- 小・中・高校の教員
- 自治体・行政関係者
- 多文化共生に関わる方
- 福祉・教育関係者
- ヤングケアラー支援に関心のある方
- 外国ルーツの子どもの支援に関心のある方

## 団体概要
- 団体名:特定非営利活動法人共に暮らす
- 通称:NPO法人ともくら
- 代表理事:アジズ・アフメッド(AZIZ AHMED)
- 電話:080-4164-9615
- 所在地:〒371-0021 群馬県前橋市住吉町1丁目4−1 KAWA BUILDING 3階302号室
- 法人成立:2023年8月29日
- WEB:https://tomokura.org
- Mail:aziz@nownever.co.jp

## 団体のこれまでの歩み
- 2019年 小中学校の校長会にてヤングケアラーの経験を発表
- 2020年 共愛学園前橋国際大学竹内愛准教授との共同研究
- 2021年 多言語版動画「小学校の持ち物」30本以上
- 2022年 NHK ことばのヤングケラー番組取材、NHK Worldにて英語版の記事が掲載
- 2023年 高校での教員研修会、多文化共生イベントでパネリストで登壇、群馬イノベーションアワード ファイナリスト、外国にルーツを持つこどもを対象とした書道イベント
- 2024年 kodomoえほん「第 1 弾実施」「第 2 弾実施」、NHK WORLD-JAPAN ドキュメンタリー(Where We Call Home)、ともくら塾を開催(夏休み期間に月8回)、日本の小学校の持ち物動画(日本・英語・スペイン語・中国語)、ともくら塾を開催(冬休み期間に月4回)
- 2025年 ともくら食堂の実施 (全7回)、ともくら塾を開催(夏休み期間に月4回)、高校進学のガイドブック制作、JICA基金活用事業「教員研修会」
- 2026年 「ともくら®︎」は特許庁にて正式に商標登録

よくある質問

ことばのヤングケアラーの具体例は?

学校からの配布物の翻訳、病院での医師の説明の通訳、役所での行政手続き、保険や契約の代行などが挙げられます。

NPO法人ともくらはどこで活動していますか?

主に群馬県前橋市を拠点に、学習支援(ともくら塾)や多言語での学校情報提供を行っています。

ことばのヤングケアラーが抱える問題とは?

家族の運命を左右する重大な通訳の責任を子どもが一人で背負うことによる精神的負担や、自身の学習時間の喪失です。