猛暑に潜む“カラダの省エネ化” 見落とされがちな「安静時エネルギー消費」が夏太りの分かれ目に

2026年の猛暑に向け、江崎グリコは「夏太り」の要因として「安静時エネルギー消費」の低下を指摘した。気温上昇に伴う体内の熱産生低下と運動不足により、カラダが省エネ状態になることが原因。対策として、筋肉の維持、こまめな運動、短鎖脂肪酸を生み出す腸内細菌のケアを提案している。
その他NQ 72/100出典:PR Times

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  • 📰 発表: 2026年5月19日 20:00
  • 🔍 収集: 2026年5月19日 11:31
  • 🤖 AI分析完了: 2026年5月19日 15:31(収集から3時間59分後)
最高気温40℃以上を指す「酷暑日」という新たな名称が決定・即日運用開始されるなど、近年の夏は一層厳しさを増しています。気象庁の暖候期予報によると、2026年の夏は平年より猛暑となる可能性が高い見込みです。また、昨年同様に梅雨入り・梅雨明けが平年より早まり、暑さの到来も早まると予想されています。

こうした中、暑さによる外出控えや運動不足によって活動量が低下する一方、食生活を大きく変えることは難しく、「夏太り」を気にする方も多いのではないでしょうか。

江崎グリコでは、気温が上がる時期における“太りにくいカラダづくり”の新たな視点として、日常生活の中で自然に消費される「安静時エネルギー消費」に着目。その重要性とともに、毎日の生活の中で無理なく取り入れられる、エネルギーを消費しやすい習慣づくりをご提案します。

■“カラダの省エネ化”によるエネルギー消費の低下とは

2026年の夏は、平年以上の気温が見込まれており、早い段階から厳しい暑さとなる可能性が指摘されています。こうした気候条件のもとでは、私たちのカラダに生じる変化があります。

まずひとつは、暑さによる体内の熱産生の低下です。気温が高い環境では、体温を維持するために新たに熱を生み出す必要が少なくなるため、カラダは熱産生を抑える方向に働きます。その結果、呼吸や内臓の働きなどに関わる「安静時エネルギー消費」が低下しやすくなります。

さらに、もうひとつの要因として、暑さによる外出控えや運動機会の減少が挙げられます。高温環境下では熱中症リスクへの配慮からも活動量が減少傾向となり、日常の歩行や運動によるエネルギー消費が落ち込みやすくなります。

このように夏は、「安静時エネルギー消費の低下(体内の熱産生の低下)」「身体活動によるエネルギー消費の低下(運動不足)」という2つの側面から、1日の総エネルギー消費量が減少しやすく、カラダがいわば“省エネ状態”に傾きやすい季節といえます。

その結果、エネルギー摂取量が大きく変わらない場合でも、消費とのバランスが崩れやすくなり、「夏太り」につながるリスクが高まると考えられています。日常の中でエネルギー消費をどう維持していくかが、この季節のカラダづくりにおいて重要な視点になるかもしれません。

■毎日のエネルギー消費において意識したい「安静時エネルギー消費」

私たちのカラダが消費するエネルギーは、運動だけで成り立っているわけではありません。呼吸や体温維持、内臓の働きなど、じっとしている間にも使われているエネルギーが存在します。こうした日常のあらゆる生命活動を支える“ベースの消費”が、「安静時エネルギー消費」です。この「安静時エネルギー消費」は、1日の総エネルギー消費の中で約6割を占める(※1)とされており、運動や家事などの身体活動と共に、日常的なエネルギー消費に大きく関わる重要な要素のひとつです。

また、日々のエネルギー収支が、長期的には大きな影響を及ぼすとされています(※2)。例えば、1日あたり数十〜100kcal程度の差であっても、その積み重ねが体型変化の分岐点となる可能性があります。

こうした背景から、運動の有無だけでなく、日常生活全体の中でエネルギー消費をどう維持・向上させるかが、これからのカラダづくりにおいて重要な鍵になると考えています。

※1:Horton ES. Am J Clin Nutr. 1983, 38, 972-977.
※2:Hill JO et al. Science. 2003, 299(5608), 853-855.

■安静時エネルギー消費量を向上させるには?鍵となるのは3つのキン!

日常生活の中で安静時エネルギー消費量を高める鍵となる、3つの“キン”として、「筋肉」「シャキン!」「腸内細菌」をご紹介します。

1つ目は、「筋肉」です。筋肉は、安静時にもエネルギーを消費する内臓のはたらきを支える、重要な組織のひとつです。筋肉量を維持・向上させることは、消費しやすいカラダづくりの土台になります。(※3)

2つ目は、「シャキン!」です。座る姿勢を整えることや、長時間同じ姿勢を避けてこまめにカラダを動かすことを指します。背筋を伸ばして座る、立ち上がって軽くストレッチをするなど、日常の小さな動きの積み重ねが、エネルギーを消費しやすい工夫につながると考えます。(※4)

そして3つ目が、「腸内細菌」です。腸内細菌が食物繊維などをもとに生み出す「短鎖脂肪酸」は、エネルギー代謝への関与が研究されています。腸内環境を整え、短鎖脂肪酸を生み出しやすい食生活を意識することも、安静時エネルギー消費を支えるひとつのアプローチと考えられます。(※5)

よくある質問

安静時エネルギー消費とは何ですか?

呼吸や体温維持など、生命活動を維持するために何もしなくても消費されるエネルギーで、1日の約6割を占めます。

なぜ夏は太りやすいのですか?

暑さで体温維持のためのエネルギー消費が減り、さらに外出控えで運動不足になるため、全体的な消費エネルギーが減るからです。

夏太りを防ぐ方法は?

筋肉の維持、こまめな運動や姿勢を正すこと、短鎖脂肪酸を生み出す腸内環境を整えることが推奨されます。