TSUDULYは、BCP文書、プレイブック、訓練、備蓄、診断をひとつの運用フローにつなぐ事業継続運用プラットフォームです。

株式会社Internnect AI(本社: 東京都港区、代表取締役: 松井 英章)と株式会社Synkport(本社: 愛知県江南市、代表取締役: 谷山 拓也)は、両社の共同プロダクトとして、AI技術を搭載したBCP策定・運用支援SaaS「TSUDULY(ツヅリー)」を2026年6月に公開し、2026年7月より提供開始します。

TSUDULYは、BCPをこれから策定する企業にも、既存BCPを見直したい企業にも対応し、BCP文書作成、リスク別プレイブック、訓練管理、備蓄管理、安否確認オプション、Layer A/B診断をひとつの運用フローとして扱う事業継続運用プラットフォームです。災害や事故、感染症、サイバー攻撃などの危機に備え、企業が平時から「いざという時に迷わず動ける状態」を整えることを支援します。

開発の背景

日本では、地震、台風、豪雨、感染症など、企業活動に大きな影響を与える事象が繰り返し発生しています。災害時には人命を守ることが最優先である一方、危機を越えたあとには、働く場所、収入、取引、地域経済、生活再建といった「暮らしを続けるための土台」も守られなければなりません。

しかし、BCPはまだ多くの企業にとって十分に整備されているとは言えません。帝国データバンクが2025年5月に実施した全国調査では、企業全体のBCP策定率は20.4%にとどまりました。規模別では大企業が38.7%である一方、中小企業は17.1%にとどまり、中小企業の8割超がまだ「策定済み」には至っていない状況です。

同調査では、BCPを策定していない企業は全体の41.5%でした。未策定の理由としては「策定に必要なスキル・ノウハウがない」が42.7%、「策定する人材を確保できない」が33.1%、「策定する時間を確保できない」が28.6%とされており、BCPの重要性を理解していても、専門性・人手・時間の不足が導入の壁になっています。

TSUDULYは、BCPがまだない企業には策定の入口を、すでにBCPを持つ企業には運用定着と改善の仕組みを提供します。BCPを「作れない」「作ったまま動かない」という状態から、日常的に更新・訓練・改善できる状態へ移行することを目指しています。

TSUDULYの特徴

BCP文書、リスク管理、プレイブック、訓練、備蓄、安否確認、診断、改善課題を一連の運用として管理します。

1. BCP策定の入口から支援する

会社情報、拠点、重要業務、ステークホルダー、リスク情報などを整理し、BCP文書の作成・管理を支援します。BCPが未策定の企業でも、必要な情報を段階的に整理しながらAIの支援により文書化を進められます。

2. 作ったBCPを運用につなげる

作成した文書は、リスク別プレイブック、訓練、改善課題の管理へつなげることができます。BCPを「作って終わり」にせず、平時から見直し続けられる状態づくりを支援します。

3. リスク別プレイブックで有事の初動を明確化

重点管理リスクごとに、発災時の初動、担当者、フェーズ、関連文書、実施タスクを整理します。平時に手順を整えることで、有事に迷わず行動できる状態づくりを支援します。

4. 訓練、振り返り、改善を継続的に管理

訓練計画、実施記録、振り返り、改善課題を管理し、BCPの実効性を定期的に確認できます。訓練結果を次の改善につなげることで、属人的な対応から組織的な運用へ移行しやすくなります。

5. 備蓄管理とレジリエンス診断に対応

拠点やリスクに応じた備蓄品目、必要量、点検状態を管理します。また、Layer A/B診断やAIレジリエンス診断により、BCPの整備状況や実行準備の状態を確認できます。

6. 安否確認オプションを提供

有料オプションとして、安否確認イベント作成、回答集計、CSV出力、発災時の権限自動委譲、家族代理回答などに対応します。企業の運用体制や対象人数に応じた導入相談が可能です。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:新製品
  • 関連組織:株式会社帝国データバンク
  • 製品・サービス:TSUDULY