ECサイトで初回訪問ユーザーが目的の商品に辿り着ける確率はたった8.1%——20サイトのユーザビリティテストで判明した導線設計の現実

株式会社SIBLABは、2025年に実施したECサイト20サイトを対象としたユーザビリティテストの結果を公開。初回訪問ユーザーの目的商品到達率は8.1%という低い数値であり、レコメンド機能への依存や検索導線の不備が離脱の大きな原因であることを明らかにした。
調査NQ 44/100出典:PR Times

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  • 📰 発表: 2026年5月21日 19:00
  • 🔍 収集: 2026年5月21日 10:31
  • 🤖 AI分析完了: 2026年5月21日 10:44(収集から12分後)
## 20サイトのユーザビリティテストで検証するECサイトの導線設計について【プロセス編】

株式会社SIBLAB(所在地:大阪府大阪市中央区、代表取締役:小田浩史)は、2025年中に実施した20サイトのECサイトを対象としたユーザビリティテストの結果をまとめた記事「20サイトのユーザビリティテストで検証するECサイトの導線設計について【プロセス編】」を自社サイトにて公開しました。

### 初回訪問ユーザーが目的の商品に辿り着ける確率は8.1%

「購入ニーズが最も高い状態」のユーザーを対象に、トップページから目的の商品に1回のプロセスでスムーズに辿り着けるかを検証したところ、61名中わずか5名(8.1%)しか成功しませんでした。

残りの91.9%は初回のプロセスで目的の商品に辿り着けず、そのうち約20%は最終的に「諦めて閉じる」という選択をしました。
今回は直帰や外的要因を排除した条件でのテストであることから、実際の離脱率はさらに高いと考えられます。

### テストで明らかになった3つの課題

1. **レコメンドを前提とした動き**
絞り込み検索を使わなかったユーザーの一部は「似たような商品を見れば、どうせおすすめされる」というレコメンド機能を前提とした動きをしていました。しかしそのレコメンドエリアが商品探索のストーリーを考慮していないサイトでは、ユーザーが迷子になるケースが多く見られました。

2. **絞り込み検索の使われなさ**
商品一覧に戻ったユーザーのうち絞り込み検索を使ったのは約6割にとどまりました。使わなかった理由として「気づかなかった」「面倒だった」「過去に使えなかった経験がある」の3つが主な回答でした。

3. **ハンバーガーメニュー内の検索機能**
検索機能に「本当に気づかなかった」ユーザーは、絞り込み検索機能がハンバーガーメニュー内に格納されているECサイトに集中していました。スマートフォンでの閲覧ではハンバーガーメニューの使用率は極めて低く、ボトムナビゲーションとの併用が有効であることが確認されました。

### 改善施策のポイント

- レコメンドの掲載商品は「ユーザーニーズ」だけでなく「商品探索のストーリー性」も持たせる
- 絞り込み検索のカテゴリー設計でユーザーの曖昧なニーズを明確化する
- ハンバーガーメニューへの安易なコンテンツ格納を避け、ボトムナビゲーションを活用する

### 調査概要

- 実施期間: 2025年中
- 対象: アパレル・建材・雑貨・家具など20のECサイト
- テスト方法: スマートフォンによる対面ユーザビリティテスト(初回訪問ユーザーを想定)
- 被験者数: 延べ61名

よくある質問

なぜ初回訪問ユーザーはECサイトで迷いやすいのですか?

レコメンドへの過度な依存や、絞り込み検索の場所が分かりにくいこと、ハンバーガーメニューへの機能格納などが主な要因です。

ボトムナビゲーションがなぜ有効なのですか?

スマートフォンの操作において、親指が届きやすく直感的にアクセスできるため、ユーザーの視認性と利用率を高めるためです。

今回のテストで明らかになった驚きの結果は何ですか?

購入ニーズの高いユーザーであっても、トップページから1回の操作で商品に辿り着ける成功率が8.1%しかなかったことです。