株式会社Enactic、NVIDIA GR00T N1.7の介護領域における日本初の実用性検証を開始

株式会社Enacticは、NVIDIAが提供するヒューマノイドロボット向け基盤モデル「NVIDIA Isaac GR00T N1.7」を用いた、介護領域における実用性検証を日本で初めて開始しました。同社は90社以上の介護事業者との提携知見と双腕ロボット「OpenArm 2.0」を活用し、次世代のロボット基盤モデルを介護現場に最適化することで、深刻化する介護人材不足という社会課題の解決を目指します。
提携NQ 88/100出典:PR Times

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  • 📰 発表: 2026年6月2日 10:00
  • 🔍 収集: 2026年6月2日 10:37(発表から37分後)
  • 🤖 AI分析完了: 2026年6月2日 10:44(収集から6分後)
株式会社Enactic(本社:東京都新宿区、代表取締役:山本泰豊、以下「Enactic」)は、NVIDIAが提供するヒューマノイドロボット向け基盤モデルの最新版「NVIDIA Isaac GR00T N1.7」を用いた、介護領域における実用性検証を日本で初めて開始しました。Enacticは、NVIDIAとのコラボレーションを通じて、介護現場をはじめとする生活空間で求められる多様な作業に対し、ヒューマノイドロボットの実装を進めてまいります。

本取り組みでは、ロボット基盤モデルの実機評価プラットフォームとしてグローバルに活用されているEnacticのオープンソース双腕ロボット「OpenArm 2.0」や、同社が90社以上の介護事業者との提携を通して蓄積した介護現場における業務要件の知見を最大限に活用し、深刻化する介護人材不足という社会課題に対して、次世代のアーキテクチャを見据えたロボット基盤モデルの最適化を主導することで、複雑な環境適応や非定型作業における自律性の向上を図り、フィジカルAIの早期社会実装を推進します。

## 取り組みの背景

日本は世界で最も高齢化が進んだ国の一つであり、介護人材の需給ギャップは深刻さを増しています。当社は、こうした課題の解決に貢献するためのヒューマノイドロボット技術の社会実装を推進しております。介護現場は、現場ごとに環境が異なり、扱う物や人の動きも一定ではないため、AIにとって極めて難度の高い領域でもあります。

このような深刻化している社会課題と、難易度の高い現場実装の課題を解決し、介護領域におけるヒューマノイドロボットの実装を推進していくため、両社は本取り組みを開始するに至りました。

## 取り組みの概要

EnacticはNVIDIAとの連携を通じて、以下の3つの軸で開発を進めます。

### 1. 介護現場のサンプルタスクにおけるロボット基盤モデルの実用性検証と最適化
実際の介護業務から抽出した代表的なタスクを対象に、ロボット基盤モデルの性能を体系的に評価します。タスクの成功率、汎化性、安全性などの観点から課題を特定し、追加学習やデータ拡充を通じてモデルを介護領域に最適化していきます。

### 2. 自社プラットフォームでの実機検証
最適化したモデルを自社のヒューマノイドプラットフォームに統合し、実機での動作検証を進めます。シミュレーションと実機の差分を埋めながら、ハードウェアとモデルの組み合わせで初めて見えてくる課題を洗い出し、想定環境での運用に耐える完成度へと引き上げます。

### 3. 介護施設環境における実機検証
協力施設において、実際の生活空間に近い環境での実機検証を行います。限定的かつ安全性を確保したタスクから着手し、現場スタッフや有識者の知見を取り入れながら、人と空間を共有する条件下でのモデルとプラットフォームの挙動を慎重に確認していきます。

## NVIDIA のフルスタックのフィジカルAIテクノロジを活用

本プロジェクトでは、AIヒューマノイド開発のための NVIDIA の各種テクノロジーを積極的に活用します。

- 基盤モデル:NVIDIA Isaac GR00T Nシリーズ
- シミュレーションフレームワーク:NVIDIA Isaac Sim と Isaac Lab
- 世界基盤モデル:NVIDIA Cosmos, DreamZero
- モデル学習:NVIDIA DGX H100
- エッジ推論:NVIDIA Jetson Thor

実機収集データに基づくデータオーグメンテーション、大規模モデル学習、そしてエッジ環境での低遅延推論まで、最大のパフォーマンスを実現するシステムの構築を目指します。

NVIDIA GR00T は、ヒューマノイドロボットの汎用知能の実現を目指す、オープンな基盤モデルファミリーです。商用利用が可能な最新の Isaac GR00T N1.7 は、人間の一人称視点映像を用いた大規模事前学習、クロスエンボディメント転移を可能にする行動空間設計、強化された視覚言語理解バックボーンなどにより、ヒューマノイドが少量のデータで多様なタスクに適応できるよう設計されています。

## Enactic 代表取締役 山本泰豊よりコメント

設立以来、私たちは『人が暮らす空間で本当に役に立つヒューマノイド』の実現を目指して開発を続けてきました。NVIDIA とコラボレーションをしながら開発ができるようになったことで、その実現に向けた歩みを大きく加速できると考えています。私達のプロダクトを、介護現場の方々と利用者の皆さまにできるだけ早くお届けできるよう、取り組んでまいります。

よくある質問

株式会社Enacticが実用性検証を開始したNVIDIAの基盤モデルの正式名称は何ですか

NVIDIA Isaac GR00T N1.7です。これはヒューマノイドロボット向けの基盤モデルです

株式会社Enacticが提携している介護事業者の数はいくつですか

90社以上の介護事業者と提携しています。これは同社の介護領域での知見の基盤です

Enacticが使用する双腕ロボットのモデル名とバージョンは何ですか

OpenArm 2.0です。これは同社が介護現場向けに開発した双腕ロボットです

NVIDIA Isaac GR00T N1.7の実用性検証を開始した企業はどこですか

株式会社Enacticです。日本で初めて介護領域での検証を開始しました

EnacticがNVIDIAの基盤モデルを活用して解決を目指す社会課題は何ですか

介護人材不足の解決です。深刻化する介護現場の課題に対応するためです