海がよみがえる、循環のはじまり。 鴨川フィッシャリーナに「生きたブロック」を設置した日。
Key facts
- 海がよみがえる、循環のはじまり。 鴨川フィッシャリーナに「生きたブロック」を設置した日。
- 株式会社環境内水面資源研究所は、千葉県鴨川フィッシャリーナで環境配慮型人工魚礁「有機体ブロック」の設置と実証実験を開始しました。磯焼けで失われた藻場の再生を目指し、自然素材から作られたブロックが海の生態系回復に貢献することが期待されています。先行実証では既に豊かな生態系が確認されており、人と海の共存モデル構築を目指します。
- Source: PR Times
- Date: 2026年5月8日
Direct answer
株式会社環境内水面資源研究所は、千葉県鴨川フィッシャリーナで環境配慮型人工魚礁「有機体ブロック」の設置と実証実験を開始しました。磯焼けで失われた藻場の再生を目指し、自然素材から作られたブロックが海の生態系回復に貢献することが期待されています。先行実証では既に豊かな生態系が確認されており、人と海の共存モデル構築を目指します。
- Citation
- 海がよみがえる、循環のはじまり。 鴨川フィッシャリーナに「生きたブロック」を設置した日。 (2026年5月8日), PR Times
- Source
- PR Times
- Date
- 2026年5月8日
株式会社環境内水面資源研究所は、千葉県鴨川フィッシャリーナで環境配慮型人工魚礁「有機体ブロック」の設置と実証実験を開始しました。磯焼けで失われた藻場の再生を目指し、自然素材から作られたブロックが海の生態系回復に貢献することが期待されています。先行実証では既に豊かな生態系が確認されており、人と海の共存モデル構築を目指します。
📋 記事の処理履歴
- 📰 発表: 2026年5月8日 22:47
- 🔍 収集: 2026年5月8日 14:01
- 🤖 AI分析完了: 2026年5月8日 14:45(収集から43分後)
鴨川フィッシャリーナに設置した魚礁ブロック
株式会社環境内水面資源研究所(本社:山形県鶴岡市、代表取締役:佐藤 嘉)は、千葉県鴨川市の鴨川フィッシャリーナにおいて、環境配慮型の人工魚礁「有機体ブロック」の海中設置を完了し、実証実験を開始しました。
本実証は、鴨川市漁業協同組合、株式会社鴨川マリン開発、有限会社ケイジーエムの協力のもと進められます。
「磯焼け」、知っていますか?
近年、日本各地の海岸線で藻場の消失が進んでいます。「磯焼け」と呼ばれるこの現象は、かつて魚や貝を育むゆりかごであった海藻の森を失わせ、沿岸から海底にかけての環境を、まるで砂漠のように変えていきます。
海藻の森は、稚魚や稚貝の隠れ家となり、産卵の場として機能する、海の食物連鎖を支える“根”のような存在です。これが失われることは、海の生き物が育つ「土台」そのものが崩れることを意味します。その結果として、漁獲量の減少や地域漁業の衰退が生じるだけでなく、海藻が担ってきた、海中の炭素を取り込み、固定・循環させる機能(ブルーカーボン)までもが失われます。これは、目に見えにくいまま進行する、静かで極めて深刻な危機です。
水産庁の調査では、藻場が衰退していると回答した都道府県は、全国の約8割に達しています。また、各種調査においても、1990年代以降、日本の藻場は減少傾向にあることが報告されており、鴨川市の海も、その例外ではありません。
コンクリートではない。
自然の恵みから生まれ、やがて海へ還る——有機体ブロック。
有機体ブロック(台座上部 六角柱7本)
今回、藻場再生の願いを込めて海に設置したのは再生素材からなる「有機体ブロック」です。一見すると普通のコンクリートブロックに見えますが、その中身と役割は大きく異なります。
有機質成分や再生土壌などの再生資源(リサイクル材)を活用し、微生物や海藻が定着しやすい形状・質感・構造に設計しています。セメントの使用は最小限に抑え、時間の経過とともにゆるやかに分解・変化しながら、最終的には砂状成分や無機栄養塩として自然の循環へと組み込まれていきます。”役目を終えた後は環境へと還る”ーー新しい発想に基づく人工構造物です。
山形・酒田港での先行実証では2ヵ月程度で表面に変化が現れ、藻類(珪藻類)とフジツボが定着。翌年9月には自然着生した牡蠣が確認できるようになり(80mm程度)、付近にはメジナやイシダイ、アジなどの群れが確認されました。2年半ほど経った現在、海藻が生い茂る景色が広がっています。「生き物が戻る海」の実証が着実に進んでいます。
酒田港先行実証結果
付着藻類とフジツボの定着(投入から51日経過)シロボヤの群生と初期植生 (投入から225日経過)牡蠣の自然定着と群集 (投入から371日経過)海藻の幼芽、アオサなど(投入から596日経過)
魚礁の蝟集(いしゅう)効果 メジナ、イシダイ、アジなど密度が高く、生い茂る藻場 令和8年2月22日現在の様子 (投入から892日経過)
なぜ、鴨川なのか
鴨川は、豊かな自然と漁業が地域の誇りであり続けてきた町です。これまでの山形県酒田港での実証は「港湾」での取り組みであるのに対し、今回は観光客も訪れるマリーナという「人と海が交わる空間」で実施します。
「人の利用と自然の再生は、両立できるのか」——その問いへの答えを、鴨川の海で探します。藻場再生に対して様々な取り組みを進める千葉県下において、取り組みへの深い理解を示す地元の漁協、マリーナ、そして研究者が連携して行う本実証は、リジェネラティブな鴨川モデルとして全国の沿岸施設への展開も視野に入れています。
これから何を見ていくか
今回の実証では、以下の視点でモニタリングを続けます。
•海藻や付着生物がどのくらいの種類、数と速さで定着するか
•どのような魚が集まってくるか(蝟集効果)
•害魚(アイゴ、イスズミ等)の天敵である、アオリイカの増殖が期待できるか
•通常コンクリートと比較して、どのような有効性が生態系で確認出来るのか
•どのくらいの期間でブロックが分解されるか
•生態系回復モデルとして成立するか
今後の展開
酒田港での実証を経て、今回の鴨川がその第一歩です。「有機体ブロック」は、藻場の造成や磯焼け対策、牡蠣養殖との組み合わせ、沿岸の生態系保全など、幅広い現場への展開を目指しています。地域ごとの地形や潮流に応じた設計、その土地で生まれる素材を活かした"地産地消のブロック"の開発も進めていきます。国内にとどまらず、海外の海域への展開も視野に入れながら、「循環・効率・共創」を軸に、人と海が長く共存できる沿岸環境の実現を目指します。
実証実験概要
実施日:2026年3月25日(設置完了・実証開始)
実施場所:千葉県鴨川市 鴨川フィッシャリーナ
実施主体:株式会社環境内水面資源研究所
協力:鴨川市漁業協同組合、株式会社鴨川マリン開発 、有限会社ケイジーエム
資材協力:アイエスエンジニアリング株式会社
調整協力:株式会社FARMER YOU
株式会社環境内水面資源研究所(本社:山形県鶴岡市、代表取締役:佐藤 嘉)は、千葉県鴨川市の鴨川フィッシャリーナにおいて、環境配慮型の人工魚礁「有機体ブロック」の海中設置を完了し、実証実験を開始しました。
本実証は、鴨川市漁業協同組合、株式会社鴨川マリン開発、有限会社ケイジーエムの協力のもと進められます。
「磯焼け」、知っていますか?
近年、日本各地の海岸線で藻場の消失が進んでいます。「磯焼け」と呼ばれるこの現象は、かつて魚や貝を育むゆりかごであった海藻の森を失わせ、沿岸から海底にかけての環境を、まるで砂漠のように変えていきます。
海藻の森は、稚魚や稚貝の隠れ家となり、産卵の場として機能する、海の食物連鎖を支える“根”のような存在です。これが失われることは、海の生き物が育つ「土台」そのものが崩れることを意味します。その結果として、漁獲量の減少や地域漁業の衰退が生じるだけでなく、海藻が担ってきた、海中の炭素を取り込み、固定・循環させる機能(ブルーカーボン)までもが失われます。これは、目に見えにくいまま進行する、静かで極めて深刻な危機です。
水産庁の調査では、藻場が衰退していると回答した都道府県は、全国の約8割に達しています。また、各種調査においても、1990年代以降、日本の藻場は減少傾向にあることが報告されており、鴨川市の海も、その例外ではありません。
コンクリートではない。
自然の恵みから生まれ、やがて海へ還る——有機体ブロック。
有機体ブロック(台座上部 六角柱7本)
今回、藻場再生の願いを込めて海に設置したのは再生素材からなる「有機体ブロック」です。一見すると普通のコンクリートブロックに見えますが、その中身と役割は大きく異なります。
有機質成分や再生土壌などの再生資源(リサイクル材)を活用し、微生物や海藻が定着しやすい形状・質感・構造に設計しています。セメントの使用は最小限に抑え、時間の経過とともにゆるやかに分解・変化しながら、最終的には砂状成分や無機栄養塩として自然の循環へと組み込まれていきます。”役目を終えた後は環境へと還る”ーー新しい発想に基づく人工構造物です。
山形・酒田港での先行実証では2ヵ月程度で表面に変化が現れ、藻類(珪藻類)とフジツボが定着。翌年9月には自然着生した牡蠣が確認できるようになり(80mm程度)、付近にはメジナやイシダイ、アジなどの群れが確認されました。2年半ほど経った現在、海藻が生い茂る景色が広がっています。「生き物が戻る海」の実証が着実に進んでいます。
酒田港先行実証結果
付着藻類とフジツボの定着(投入から51日経過)シロボヤの群生と初期植生 (投入から225日経過)牡蠣の自然定着と群集 (投入から371日経過)海藻の幼芽、アオサなど(投入から596日経過)
魚礁の蝟集(いしゅう)効果 メジナ、イシダイ、アジなど密度が高く、生い茂る藻場 令和8年2月22日現在の様子 (投入から892日経過)
なぜ、鴨川なのか
鴨川は、豊かな自然と漁業が地域の誇りであり続けてきた町です。これまでの山形県酒田港での実証は「港湾」での取り組みであるのに対し、今回は観光客も訪れるマリーナという「人と海が交わる空間」で実施します。
「人の利用と自然の再生は、両立できるのか」——その問いへの答えを、鴨川の海で探します。藻場再生に対して様々な取り組みを進める千葉県下において、取り組みへの深い理解を示す地元の漁協、マリーナ、そして研究者が連携して行う本実証は、リジェネラティブな鴨川モデルとして全国の沿岸施設への展開も視野に入れています。
これから何を見ていくか
今回の実証では、以下の視点でモニタリングを続けます。
•海藻や付着生物がどのくらいの種類、数と速さで定着するか
•どのような魚が集まってくるか(蝟集効果)
•害魚(アイゴ、イスズミ等)の天敵である、アオリイカの増殖が期待できるか
•通常コンクリートと比較して、どのような有効性が生態系で確認出来るのか
•どのくらいの期間でブロックが分解されるか
•生態系回復モデルとして成立するか
今後の展開
酒田港での実証を経て、今回の鴨川がその第一歩です。「有機体ブロック」は、藻場の造成や磯焼け対策、牡蠣養殖との組み合わせ、沿岸の生態系保全など、幅広い現場への展開を目指しています。地域ごとの地形や潮流に応じた設計、その土地で生まれる素材を活かした"地産地消のブロック"の開発も進めていきます。国内にとどまらず、海外の海域への展開も視野に入れながら、「循環・効率・共創」を軸に、人と海が長く共存できる沿岸環境の実現を目指します。
実証実験概要
実施日:2026年3月25日(設置完了・実証開始)
実施場所:千葉県鴨川市 鴨川フィッシャリーナ
実施主体:株式会社環境内水面資源研究所
協力:鴨川市漁業協同組合、株式会社鴨川マリン開発 、有限会社ケイジーエム
資材協力:アイエスエンジニアリング株式会社
調整協力:株式会社FARMER YOU
よくある質問
What are the key facts in this article?
株式会社環境内水面資源研究所は、千葉県鴨川フィッシャリーナで環境配慮型人工魚礁「有機体ブロック」の設置と実証実験を開始しました。磯焼けで失われた藻場の再生を目指し、自然素材から作られたブロックが海の生態系回復に貢献することが期待されています。先行実証では既に豊かな生態系が確認されており、人と海の共存モデル構築を目指します。
What is the direct answer?
株式会社環境内水面資源研究所は、千葉県鴨川フィッシャリーナで環境配慮型人工魚礁「有機体ブロック」の設置と実証実験を開始しました。磯焼けで失われた藻場の再生を目指し、自然素材から作られたブロックが海の生態系回復に貢献することが期待されています。先行実証では既に豊かな生態系が確認されており、人と海の共存モデル構築を目指します。
What is the source and date?
PR Times: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000165132.html | 2026年5月8日