【頭木弘樹さん最新刊】おかしくも哀しい病室の人間模様をつづったエッセイ『六人部屋の十三年間――病室で出会った忘れられない人たち』、5/26(火)発売!

文学紹介者の頭木弘樹氏による最新エッセイ『六人部屋の十三年間――病室で出会った忘れられない人たち』が5月26日に発売される。著者が20歳で潰瘍性大腸炎を患い、13年間の大半を病院の6人部屋で過ごした経験に基づく。病室という非日常空間で交錯する人間模様や家族の葛藤を描いた全10章で構成されている。
新製品NQ 72/100出典:PR Times

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  • 📰 発表: 2026年5月26日 18:00
  • 🔍 収集: 2026年5月26日 09:31
  • 🤖 AI分析完了: 2026年5月26日 10:05(収集から33分後)
六人部屋では人間のすべてが目撃される。病院関係者、つまり人類全員の必読本だ。私たちは皆病院に行く運命なのだから。

──東畑開人

人間の弱さ、強さ、愚かさ、哀しさ、可笑しさ、愛おしさ……すべてが “入院” に詰まっている。“入院” から見えてくる人間とは何か、社会とは何か。

──絶対に終電を逃さない女

■入院という激震! 何が壊れ、何が残るのか?

20歳の時に潰瘍性大腸炎を患って以降、13年間の闘病生活のほとんどを病院の6人部屋で過ごした著者。

病室という、ある種非日常な空間で、人がどんな本音を吐露するのか、人生がどんな別の顔を見せるのか、家族がどんなふうに激震に耐えるのか――。そんな人間模様を描き出す10章。

入院する予定のある人、今まさに入院中の人にも、入院している家族がいる人にも、さらには入院している人のお見舞いにも最適な、おかしくも哀しい病室文学です。

著者の頭木弘樹さん

■特別公開「はじめに──入院したら気をつけるべき10のこと」

入院とは、いったいどういうものなのか?

入院病棟はどんなところで、医師や看護師や同室の患者たちとの、どんな出会いが待っているのか?

そう言うと、どこかの国へ旅行でもするようだが、もちろん入院と旅行ではいろいろちがう。

まず、入院は、したくてする人はほとんどいない。

しかも、突然のことが多い。心の準備もなく、いきなり始まる。

医師や看護師も自分で選ぶことはできない。通院していた人でも、入院の担当医は外来とは替わることが多い。

同じ病室の患者たちも、「患者仲間」などと言ったりするものの、年齢も職業も趣味もばらばらで、病気さえそれぞれちがうことが多い。何の共通点もない人たちと、いきなり共同生活がはじまるのだ。

もちろん、気に入らなければ転院することもできるが、ホテルを替えるように簡単にはいかない。

これまでの日常がいきなり断ち切られ、入院生活という非日常に対応していかなければならないのだ。

それだけでもストレスだが、さらに病気の心配、お金の心配、仕事の心配、家族の心配など、さまざまな心配が頭の中、胸の内をぐるぐる回る。

私はそうした入院、退院をくり返す生活を、十三年間つづけた。

知らない国に行った人の話はちょっと聞いてみたいだろう。

刑務所に入るのはどんな感じなのかも、ちょっと知ってみたいだろう。

たとえ、入る予定はなくても。

それと同じで、入院したらどんなふうなのか、入院する予定のない人にも、ちょっと読んでみてもらえたらと思う。

もちろん、入院する予定のある人、今まさに入院した、入院中という人にも、ぜひ読んでみてもらいたい。

また、入院している人のところにお見舞いに行く人は、ぜひこの本を持っていってあげてほしい。

私は、自分が入院したときに、こういう本を読みたかったからだ。

そういう思いで、この本を書いた。

入院している家族がいる人にも、ぜひ読んでおいてもらえたらと願う。

病気というのは、ある個人、その家族にだけ、大震災が起きるようなものだ。

そこには、さまざまなドラマ、人間模様がある。

日常生活では見えなかった、見えにくかった、人間の真実がある。

入院という激震によって、何が壊れて、何が残るのか? 何に気をつけたらいいのか? 10の章に分けて書いてみた。

いくらかでも参考になれば幸いである。

■目次

はじめに 入院したら気をつけるべき10のこと

第1章 人生の空白に気をつけろ! ──六人部屋という不思議な世界
第2章 二人部屋に気をつけろ! ──ふんどしと入れ墨と納豆おじさん
第3章 入院初期の不平等感に気をつけろ! ──六人部屋で口をきくようになるまで
第4章 お金に気をつけろ! ──金持ち父さん貧乏父さん
第5章 家庭崩壊に気をつけろ! ──入院は家族を激しくゆさぶる
第6章 患者だけの時間に気をつけろ! ──医師や看護師の知らない六人部屋
第7章 お見舞いの人に気をつけろ! ──お見舞い八景
第8章 医師や看護師に気をつけろ! ──思い出の医師・看護師たち
第9章 通院や院外のつきあいに気をつけろ! ──通院はつらいよ
番外編 痛い検査に気をつけろ! ──世界の見え方がちがう
あとがき 社会復帰にも気をつけろ!

■著者プロフィール

頭木弘樹(かしらぎ・ひろき)

文学紹介者。筑波大学卒業。20歳のときに難病(潰瘍性大腸炎)になり、13年間の闘病生活を送る。そのときにカフカの言葉が救いとなった経験から、『絶望名人カフカの人生論』(新潮文庫)を編訳。以後、さまざまなジャンルの本を執筆している。著書に『絶望読書』(河出文庫)、『食べることと出すこと』(医学書院)、『自分疲れ』(創元社)。

よくある質問

『六人部屋の十三年間』の著者は誰ですか?

文学紹介者であり、『絶望名人カフカの人生論』などを手がけた頭木弘樹氏です。

『六人部屋の十三年間』はどのような内容のエッセイですか?

著者が13年間にわたる潰瘍性大腸炎の闘病生活の大半を過ごした、病院の6人部屋での人間模様や葛藤を描いたエッセイです。

この本の発売日はいつですか?

5月26日(火)に発売されます。

この本はどのような読者を対象としていますか?

入院する予定のある人、入院中の人、入院している家族がいる人、そして入院患者のお見舞いに行く人に向けられています。

著者の頭木弘樹氏が闘病していた病気は何ですか?

難病である潰瘍性大腸炎です。