株式会社大伸社コミュニケーションデザイン(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:一色俊慶)は、過去5年以内に経営方針発表時に在勤していた会社員300名を対象とした調査「インナーブランディングに関するアンケート」の結果を公開しました。経営方針を「正確に説明できる」社員は20.3%にとどまり、約8割が内容を完全には覚えていない実態が明らかになりました。さらに、内容を理解した社員のなかにも「自分ごとではない」と感じる層が一定数存在し、伝達のみで終わる従来型のインナーコミュニケーションの限界が浮き彫りになっています。
調査結果を起点としたインナーブランディング支援と今後の展望 「ブランディング入門(かんき出版)」の著者であり、当社ブランドコンサルタントの金子大貴はこの結果を受け、次のようにコメントしています。 「インナーブランディングの現場で課題となるのは、『伝えた』と『伝わった』のあいだに生まれるギャップです。今回の調査では、内容を理解できている社員のなかにも『自分ごとではない』と感じる層が一定数存在することが定量的に示されました。経営方針を制度や数値だけで伝えるのではなく、誰がなぜそれを決めたのか、自分の仕事とどうつながるのかをストーリーで共有することが、行動変化の起点になります。今後はこの調査を起点に、企業ごとの腹落ち設計を継続的に支援してまいります」 当社はこの結果を踏まえ、ストーリーテリングと日常業務への接続を組み合わせたインナーブランディング支援を強化してまいります。もし自社の浸透の現在地が知りたい方は、現状把握の支援もご提供しております。詳細はお問い合わせください。
経営方針を「正確に説明できる」社員は2割にとどまる 当社は、過去5年以内に経営方針が発表された際に在勤していた会社員300名を対象に、経営計画・経営方針 of 社内浸透実態を調査しました。調査は2026年2月12日に、インターネットアンケート(Freeasy)にて実施しています。 結果、自社の経営方針を「正確に説明できる」と回答した社員は20.3%にとどまり、内容を完全には覚えていない層が79.6%にのぼりました。経営層が時間をかけて策定したメッセージが、現場までの伝達過程で形骸化していくプロセスの一端が、定量的に示された格好です。
「理解」と「自分ごと化」のあいだに残る溝 調査では、メッセージを理解したかどうかと、それを「自分ごと」として捉えているかどうかが別の課題であることも示されました。 「自分ごとではない」と感じている層は全体の54.7%にのぼり、うち36.3%は「内容は理解したが、自分ごとではない」と回答しています。伝達を繰り返すだけでは、社員の行動変化につながりにくい構造が浮かび上がります。
伝え方の主流は説明会と社内ポータル、その先に問われる「腹落ち」 経営方針の伝達手段としては、「全社説明会」54.3%、「社内ポータルでの配信」53.7%、「上司からの説明」31.0%が上位を占めました。多くの企業で、伝える経路自体は一定整っていることがうかがえます。 一方で、経路が整備されていても、内容の浸透や自分ごと化までは到達しにくいことが、調査全体から読み取れます。次に問われるのは、伝える「経路」ではなく、伝える「中身」と「文脈」をどう設計するかという視点です。
ストーリーの共有と、日常業務への落とし込みが行動変化の鍵に 理解や浸透に有効だと感じる施策としてもっとも多く選ばれたのは「具体例・ストーリーの共有」で47.3%でした。経営方針を概念のまま伝えるのではなく、自社や他社の実例を交えて語ることへのニーズが浮かびます。 さらに、行動変化に有効な施策では「日常業務への落とし込み」が50.0%で最上位となりました。経営方針を単発のイベントとして発信するのではなく、日々の意思決定や評価サイクルに組み込むアプローチが、現場の実感としても求められています。
自社の浸透の現在地が知りたい方 大伸社コミュニケーションデザインでは、社内浸透の現状把握の支援もさせて頂いておりますのでぜひお問い合わせください
— 理念・ビジョンの浸透を”見える化”する定量調査サービス —
https://www.daishinsha-cd.jp/whitepaper/12819/
【提供概要】 名称:調査リポート「経営メッセージが伝わっている社員はわずか2割。進む『理念の形骸化』と『他人事化』」 公開日:2026年4月22日 閲覧料金:無料 提供方法(記事URL):当社ブログにて全文を公開 https://www.daishinsha-cd.jp/blog/inner-branding-s
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:調査
- 製品・サービス:インナーブランディング支援 / 理念・ビジョンの浸透を”見える化”する定量調査サービス