株式会社メタリアルグループで、国内市場No.1※のAI翻訳サービスを開発・提供する株式会社ロゼッタ(代表取締役:五石 順一)は、2026年6月17日、高精度産業翻訳AI「T-4OO(ティーフォーオーオー)」において、エージェンティックAIを活用した「超高精度(熟考)」モードが、新たに契約書分野で修正必要率0.05%(センテンス数ベース)を達成したことをお知らせします。
契約書翻訳は、誤訳が法的リスクに直結するため、原文と訳文を1センテンスずつ突き合わせる全件チェックが事実上の前提とされてきましたが、今回の達成により、レビューを要確認箇所への絞り込みへ転換できる水準へ到達しました。取扱説明書・マニュアル分野に続く2分野目の達成であり、企業ビジョン「人手修正不要な翻訳AI」の完成に向けた取り組みを一段進めるものです。
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「超高精度(熟考)」モードとは
「超高精度(熟考)」モードとは、2026年4月13日に「T-4OO」へ追加された、エージェンティック AIを搭載した翻訳モードです。従来の「高精度」モードを上回る訳出品質に加え、翻訳結果の品質をAIが自動で判定し、
・ 誤訳の可能性があると判断された箇所をマーカーで表示
・ 該当箇所について、訳出への意見と別訳文案を併せて表示
する仕組みを備えています。
利用者は、翻訳結果のどこを確認・修正すべきかが一目で分かるようになり、これまで全件チェックに費やしていた工数を、要確認箇所への絞り込みチェックに置き換えられます。さらに、ユーザーが登録した用語集や過去の対訳データとの一致状況も加味して品質判定を行うため、社内に蓄積された翻訳資産を活かしたチェックが可能です。
契約書分野での検証結果:修正必要率0.05%
今回、契約書分野(業務委託契約・秘密保持契約・売買契約・ライセンス契約・株式譲渡契約など、法務部門・知財部門で日常的に扱われる契約書類)を対象に社内検証を実施した結果、修正必要率はセンテンス数ベースで0.05%となりました。これは前回2026年4月13日に開示した取扱説明書・マニュアル分野(修正必要率0.05%)と同等水準であり、契約書のように一字一句の正確性が法的リスクに直結する文書においても、人手確認の対象を要確認箇所のみに限定できる水準に到達しています。
【検証条件】
対象:契約書分野(業務委託・秘密保持・売買・ライセンス・株式譲渡 等)
言語ペア:日本語 → 英語
単位:センテンス数ベース
誤訳判定:誰が見ても明確かつ客観的な誤訳のみを対象(主観によって意見が分かれるものは含まない)
対象外:ファイルからのテキスト抽出精度、レイアウト復元精度(Text to Text の精度を対象)
補足:原文と訳文の精度に加え、準拠する文書(リファレンス)の反映度も加味(厳密に文字通り同一でなくても、誤訳と言えない場合は誤訳扱いとしない)
参考値:修正必要率0.05%は100〜200ページに1センテンス程度の水準
契約書翻訳の現場にもたらす変化
契約書分野で修正必要率0.05%を達成したことにより、利用者は次のような業務の変化を得られます。
・ 全件チェックから、要確認箇所への絞り込みチェックへ移行できる
・ 誤訳の可能性がある箇所がハイライトとコメントで示されるため、レビュー観点が一目で分かる
・ 社内で蓄積した用語集・対訳データに沿った訳出となっているかを、AI側でも検査できる
・ 過去の契約書翻訳資産を活用し、文書間で一貫性のある訳出を再現できる
これにより、法務・知財・コンプライアンス部門における翻訳業務の品質向上と工数削減の両立が可能になります。
「T-4OO」開発責任者 篠田 篤典(しのだ あつのり)コメント:
「2026年4月13日のリリース時には、取扱説明書・マニュアル分野を対象とした「超高精度(熟考)」モードの検証結果(修正必要率0.05%)を開示しておりました。このたび、契約書分野においても同等水準の翻訳精度を達成できたことをご報告できることを、大変嬉しく思います。契約書は、わずかな誤訳や表現のブレが法的リスクに直結する文書であり、これまでは人手による厳密な全件チェックが事実上の前提となっていました。今回の結果は、エージェンティックAIによる品質判定と代替案提示の仕組みが、マニュアル文書だけでなく、契約書のような厳密性の高い文書においても、レビュー対象を要確認箇所のみに絞り込める水準で機能することを示すものです。引き続き、製薬・医療関連文書、特許文書、決算短信・IR資料といった他分野でも検証を進め、「人手修正が不要な翻訳AI」というビジョンの完成に向けて取り組んでまいります。」
「T-4OO」利用者 中山国際法律事務所 中山 達樹(なかやま たつき)弁護士 コメント:
「国際法律事務所を経営しているため大量の文書を機密を保持しながら翻訳することが多く、長年T−400を愛用しており、今は翻訳顧問として翻訳性能の向上のアドバイスもしています。今回の「超高精度(熟考)」モードは、翻訳性能の向上に加え、原文の誤訳可能性までをも一目で分かるようにしており、利便性が格段に向上しました。機械翻訳されたものに専門家として最終レビューする際、「超高精度(熟考)」モードによる翻訳を大きく信頼することができ、手間が大きく省けるようになりました。また、これまでは、違和感を感じる機械翻訳結果について、原文のミスなのかどうなのかをわざわざ原文を確かめる必要がありましたが、その違和感をあらかじめ「超高精度(熟考)」モードが指摘してくれるので、原文を逐一確認する手間も大きく省けるようになりました。」
今後の展望
「T-4OO」では、製薬・医療関連文書、特許文書、決算短信・IR資料など、他の専門分野においても順次検証を進め、結果を公表してまいります。各分野での検証は、企業ビジョン「人手修正不要な翻訳AI」の完成に向けた取り組みの一環であり、引き続き翻訳業務の負担を要確認箇所への絞り込みチェックに置き換えるための機能改善とユーザー体験向上を、ユーザーの声をもとに進めてまいります。
【T-4OO(ティーフォーオーオー)について】
「T-4OO」は、専門文書や社内用語を再現するカスタマイズ性と、生成AIによる訳文の流暢さを融合した高精度産業翻訳AIです。従来の産業翻訳・専門翻訳と異なり、ユーザー自身が高額の専用エンジンを構築することなく、社内の翻訳資産を活用して訳文の表現やスタイルを正確に反映する「高精度」モード、そして、エージェンティックAIを搭載することにより、飛躍的に翻訳精度が向上した「超高精度(熟考)」モードが好評をいただいています。
専門用語に強い高精度産業翻訳AI「T-4OO」:https://www.rozetta.jp/t4oo/
無料トライアルのお問い合わせはこちら:https://www.rozetta.jp/form/form_trial.html
販売代理に関するお問い合わせ:https://www.rozetta.jp/
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:新製品
- 製品・サービス:T-4OO / 超高精度(熟考)モード