株式会社ライトアップは、企業に蓄積される会議、商談、日報などの生ログを夜間にAIが横断的に分析し、翌朝に経営・営業・企画部門へ自動で有益な示唆を届けるログ分析AI「Elliot(エリオット)」のモニター提供を2026年7月より開始する。募集は先着30社限定で、モニター期間は1年間、費用は無料(API利用料等のAI利用実費のみユーザー負担)である。
「Elliot」の主な機能および特徴は以下の通りである。
・ログの自動収集と保管:会議、商談、日報などの生ログを自動的に集約し、安全に保管する。 ・夜間横断分析:夜間にその日の全ログを横断分析する。数値データだけでなく、テキストの言い回しや温度感まで読み解く。 ・朝のレポート配信:毎朝、Slackやメールを通じてレポートを配信する。レポート内容には、反響の大きかった営業トーク、受注につながった提案の共通点、会議で挙がった懸念事項などが含まれる。 ・定期レポートのカスタマイズ:ユーザーが指定した特定の問いに基づき、定期的なレポートを作成する。 ・ナレッジの構造化保存:日々の業務で得られたノウハウや判断プロセスを抽出し、構造化データとして永続的に保存する。
また、付加機能として以下のシステムを提供する。
・個別AI社員の生成:社員一人ひとりのログから、本人の言い回しや判断傾向を学習した「AI社員(分身)」を生成する。この分身は、本人が他の会議に出席している際や退職した後であっても、代わりに質問に回答することが可能となる。 ・AI社員同士の連携:生成されたAI社員同士をシステムが繋ぎ、共通の課題を抱える社員を検知して連携を促す役割を果たす。 ・客観的な指摘機能:データに基づき、効果の薄い営業トークに対して改善を促すなど、客観的かつ厳格なフィードバックを遠慮なく行う仕組みを備えている。
今回のモニター募集の背景として、開発元はシステムとしての完成度は約9割に達しているものの、企業ごとに異なるログの形式や分析ニーズに対応するため、実際の運用ログを用いた調整が必要であるとしている。そのため、先着30社に限り実運用を通じたフィードバック(月に一度の感想や改善要望の提供)を受ける形でモニターを募集する。なお、モニター期間終了後に有償プランへ自動的に移行することはない。
本サービス「Elliot」は、ライトアップが2026年2月に発表したAI駆動経営の基盤「ナレッジログ・マネジメント」構想の一環として開発された。同社は、月間1,000体を超えるAIエージェントの受注実績や30種類以上のAIサービス提供を通じて、企業の会議や商談の生ログが経営資源として十分に活用されていないという課題を認識しており、本サービスによってその解決を目指す。同社は「全国、全ての中小企業を黒字にする」というビジョンのもと、AIを活用した経営支援を推進していく方針である。
申し込みは、専用のフォーム(https://elliotlog.figma.site/)から受け付ける。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:新製品
- 製品・サービス:Elliot / ナレッジログ・マネジメント