【調査レポート】鈑金塗装・整備事業者594社の8割超が「シンナーの入手に支障」中東情勢の影響で資材価格高騰・供給不足が深刻化

株式会社プロトリオスは、自動車アフターマーケット事業者594社を対象に資材調達に関する実態調査を実施した。調査の結果、シンナー取扱事業所の約9割で納期遅延や入手困難が発生し、6割超が3カ月以内の経営困難を懸念していることが判明した。
調査NQ 92/100出典:PR Times

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  • 📰 発表: 2026年5月26日 19:10
  • 🔍 収集: 2026年5月26日 10:31
  • 🤖 AI分析完了: 2026年5月27日 13:18(収集から26時間46分後)
中東情勢に伴う資材の価格高騰・供給不足に関する実態調査

自動車アフターマーケット向けに情報発信やシステム開発を展開する株式会社プロトリオス(本社:大阪府大阪市)は、中東情勢の緊迫化により、自動車整備・鈑金塗装の現場に欠かせないシンナーや塗料、エンジンオイルなど、各種資材の価格高騰や供給不足への懸念が急速に高まっていることから、全国の事業者様が直面されている「資材調達の現状」と「経営・現場への影響」を正確に把握すべく、全国の鈑金塗装・自動車整備事業者など594社を対象に、シンナー・塗料(原色)・パーツクリーナー・エンジンオイルの4資材について、入手状況・在庫・価格・事業継続可能期間に関する実態調査を実施しました。

本レポートでは、その調査結果を集計事実として整理してお伝えします。その結果、シンナーを取り扱う事業所の88.7%で「入手困難または納期遅延」が発生しており、現場レベルで深刻な資材不足が広がっている実態が明らかになりました。

実態調査レポート「中東情勢に伴う資材の価格高騰・供給不足に関する実態調査」は、当社Webサイト「BSRweb」で公開しています。
https://bsrweb.jp/article/495419

■ 調査背景

自動車補修分野で使用される塗料やシンナーなどの多くは、ナフサ由来の化学品を原料としています。中東情勢の悪化により供給面への影響が指摘され、塗料メーカー各社では2021年以降、複数回にわたる価格改定が行われてきました。2026年に入ってからは、「価格上昇」だけでなく「そもそも入手できない」「希望する容量で購入できない」といった声が現場で顕在化しています。

■ 調査概要

調査名称:中東情勢に伴う資材の価格高騰・供給不足に関する実態調査
調査主体:株式会社プロトリオス
調査対象:全国の鈑金塗装・自動車整備事業者など
サンプル数:594名
調査方法:Webアンケート
調査期間:2026年4月22日~5月13日

■ 調査結果サマリー

シンナー:取扱事業所の88.7%で「入手困難または納期遅延」。仕入れ価格は150%以上の値上がり。在庫が「2カ月未満」と回答した事業所は77.1%。
塗料(原色):約半数(50.5%)が「希望容量・数量で購入できていない」。不足は「白系・クリヤー・硬化剤」に集中。
パーツクリーナー/エンジンオイル:パーツクリーナーは75.6%、エンジンオイルは86.9%で「入手困難または納期遅延」が発生。

■ 経営への影響

納期延長や売上減少など、何らかの影響が出ている事業所は56.6%。さらに、資材確保が困難な状況が続いた場合、65.5%が「3カ月以内に経営継続が困難になる」と回答しており、業界全体として極めて切迫した状況にあることがうかがえます。

■ 今後に向けて

同業者間で資材融通などの協力体制が「すでに構築されている」と回答した事業所は4.9%にとどまる一方、「今後検討したい」「相談中」を合わせると約7割を占めており、連携への意向は高まっています。

よくある質問

今回の実態調査の対象と期間は?

全国の鈑金塗装・自動車整備事業者など594社を対象に、2026年4月22日から5月13日までWebアンケート形式で実施されました。

シンナーの入手状況はどのようになっていますか?

調査対象の取扱事業所の88.7%で「入手困難または納期遅延」が発生しており、通常通り入手できているのは1割強にとどまります。

経営への具体的な影響はありますか?

納期延長や売上減少などの影響が出ている事業所が56.6%存在します。また、65.5%が「資材が確保できない状況が続けば3カ月以内に経営継続が困難になる」と回答しています。

塗料(原色)の入手状況はどうですか?

約半数(50.5%)の事業所が希望する容量・数量で購入できていないと回答しており、特に白系・クリヤー・硬化剤の不足が集中しています。

資材融通などの協力体制はありますか?

同業者間での資材融通体制が「すでに構築されている」と回答した事業所は4.9%ですが、今後検討したい・相談中を含めると約7割が連携の必要性を感じています。